データ
※劇中の18年前の譲渡会でお鶴と出会ったため。
概要
お鶴の飼い犬(犬種はマルチーズ)。18歳以上の長寿犬で、人間の年齢だと88歳以上に相当する。名前の「フク」は、幸福の「福」を意味している。
元々は保護犬で、譲渡会に参加したお鶴に懐いて飼われることになった。いろはとも彼女の幼少期からの付き合いであった。
初登場は第42話で、アニマルタウンのカレンダーに用いる写真撮影に参加していた。
かなりの高齢だけに歩くのも困難になっており、ドッグカートで移動していた。
その後、お鶴に飼われてから18年を記念したお祝いパーティーが開かれる事になったのだが、当日に体調が急変する。犬飼陽子の診察の結果、「今夜は越せないかもしれません」や「お別れの準備をしてください」と宣告される。
その夕方にお鶴の家に戻り、いろは達が作ったパッチワークのブランケットを贈られ、さらにニコの手立てによって自力で歩いてお鶴の膝の上に乗ることが出来た。そして最期はお鶴に抱かれながら永遠の眠りに就き、虹の橋を渡り、行くべき所に旅立った。遺骨は鏡石神社の供養塔に納められた。
備考
プリキュアシリーズでは初の、本編時間軸で死亡したプリキュアとは無関係なキャラクターである。これまで「死」の描写は敵キャラクターを除けばほぼ回想(本編開始前に他界)での描写に留まっていた。
今回は劇場版でも触れられていた人間とペットの寿命差を克明に描いたエピソードとなった。
中の人について
演者の斎藤女史は、わんぷり内にて猫屋敷すみれ役とキラリンキツネ役を演じているため、当役は3番目の兼役となった。
関連タグ
たくさんの幸せ(登場話(第44話)のサブタイトル)