ハーゲン(Fate)
はーげん
『Fate/Apocrypha』では黒のセイバーことジークフリートの回想シーンに登場した。
アニメ版においてビジュアルが明らかとなり、漫画版でも同じデザインで描かれていた。
『Fate/Grand Order』でもジークフリートの2つ目の幕間において、セイバーのサーヴァントとして登場(立ち絵はなし)。ラインの黄金を巡って彼と激突しており、敗れた後は暫く語らい消滅した。
ゲルマン圏の叙事詩『ニーベルンゲンの歌』に登場する英雄、「ハーゲン」。
ジークフリートとは親友だったが、彼を疎んじるグンター王の命令によって彼を暗殺。
その後、夫の復讐に訪れたジークフリートの妻のクリームヒルトによって殺されたのであった。
『Fate』シリーズにおいてはジークフリート自身に暗殺を依頼されたという設定になっており、拒否しつつもジークフリートの苦悩も理解できてしまったがために頼みを引き受けてしまった。
ただ、当初は邪竜の血を浴びて不死となったジークフリートの弱点については知らなかったため、クリームヒルトを騙してジークフリートの弱点(背中)を聞きだした上でジークフリートを殺したなど、彼の行いそのものは原典とほぼ同じ経緯だったために事情を知らないクリームヒルトからは不倶戴天の敵とみなされた。さらに自らの死の直前の「お前の復讐は無意味だった」という、彼女に対するジークフリート暗殺の真相の告げ方も問題があり、彼女は完全に発狂してしまった。
一人称は「俺」。
やや長めのオレンジの髪に先が尖った耳(所謂エルフ耳)をした吊り目の青年。
ジークフリートを殺してしまったことがトラウマになっており、特異点修復に訪れた彼に八つ当たり気味に襲いかかった。しかし、生前のあり方を反省した彼の言葉を聞くと満足そうに消滅した。
なお、本作においてエルフ耳である理由としては、彼と同一視される北欧神話のハゲネがエルフの血をひいているという設定であるため、それに由来しているものではないかと推測される。
グンターに仕えた同僚にして親友。型月時空においては、彼自身に頼まれて暗殺した。
本心では殺し殺されの関係など望んでおらず、ただ共に酒を酌み交わすことを望んでいた。
ジークフリートの妻にして主君の妹。戦争の末に最終的に自身を殺した相手でもある。
自分を含めた三者の関係性は大いに拗れ、自身も彼女を「あばずれ」と忌み嫌っている。
ただ、ジークフリートの死によってねじ曲がってしまったことには、思うところがある模様。
ジークフリートと共に仕えていた主君。表向きは彼の命令でジークフリートを暗殺した。
忠実に従っていたが、ジークフリートを使い捨てにしようとする様には不満があった模様。
幼少期にフン族の地にて、人質として育てられていた際に仕えていた主君。
なのでフン族は彼のことを良く知っており、クリームヒルトの復讐に役立った。
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ドイツ熱が冷めないので投稿。Apocrypha見返したら彼を使いたいと思ったので、「恒常サーヴァントとしてハーゲンが実装されたらこんな感じの性能がいいなぁ」と思いながら書きました。 もし「この鯖を作品で使いたい!」という方がいらっしゃいましたら、こちらへのリンクを張っていただければご自由にお使いいただいて構いません。 作品を教えていただければ、喜び勇んで見に行きます。よろしくお願いいたします。3,724文字pixiv小説作品 クリスマスの奇跡小話
拙作の続きだけど、3人がお喋りしてたらどうなるんだろうってだけなのでハーゲンが何故いるかを考えなければ、これ単体で読めます。 ハーゲンとジークフリートとクリームヒルトがカルデアで駄弁ってるだけ。 会話文で妄想もりもり2,528文字pixiv小説作品In der Garten, in der Lindenbaum tanzt
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