グンター(Fate)
ぐんたー
『Fate/Apocrypha』に登場するキャラクター。
ジークフリートの回想シーンに登場しており、アニメ版でビジュアルが明らかとなった。
『Fate/Grand Order』では、妹のクリームヒルトに嫌いな物の1つとして言及される。
叙事詩『ニーベルンゲンの歌』に登場するブルグンドの王、『グンター』。
ヒロインのクリームヒルトの実の兄にして、ハーゲンとジークフリートの主君でもある。
彼がブリュンヒルトとの婚約への協力をジークフリートに依頼したことが後の悲劇の種となる。
生前
生前の臣下で妹と結婚した義弟。
グンターの願いを叶えようとジークフリートは騎士として国に尽くしてきたが、しまいには争いを止めるために自分の生命までも差し出してしまったことが、後の悲劇を招いてしまう。
ジークフリートと同じく生前の臣下。
基本忠実に従っていたが、ジークフリートを使い捨てにしようとする様には不満があった模様。
実の妹。見た目はそれほど似ていない。
どれだけ反映されているかは不明だが、原典によればジークフリートが妹に相応しい相手かどうかを試す名目で幾多の戦争やブリュンヒルデとの勝負の際にこっそり助力してもらったり、婚姻の夜の翌日に自身に化けてもらい嫁を屈服させてもらったりと頼りまくっていたのだが、結果としてその凡庸さが夫を死に追いやる原因となったため、ハーゲンと共に今もなお憎まれ嫌われている。
生前の妻。少女の様なうら若き見た目に反して傲慢を鼻に掛けた性格。
婚約者たちに「自分と戦い勝ったなら結婚してやるが、負けたらお前ら全員即殺す」と通告し、婚姻の夜にグンターを縛り上げて吊るすなど過激な言動が目立つ美貌の女傑。武芸・知恵ともに凡庸なグンターは彼女を妃とするために、彼に変装したジークフリートに色々と頼っていた。
原典ではクリームヒルトとどちらの夫が優れているかでさんざん口論した末、クリームヒルトが婚姻を決める勝負も婚姻の夜の翌日に組み伏せたグンターも全て自分の夫だったと暴露してしまったことが悲劇のきっかけとなったのだが『FGO』ではこの部分は曖昧な描写になっている。
アニメ版『Fate/Apocrypha』では金髪三つ編みの後ろ姿のみ登場している。
演者の小山氏はかつて『Garden of Avalon』のヴォーティガーン役以来、2度目の出演となる。