私の世界は二つある。
どちらがどちらの影であるかなんて、正直確かめることさえ忘れてしまった。
概要
2007年12月より始まった『劇場版空の境界』シリーズの好評を受けて、原作側からも何か創ろうということで翌年の夏コミで出された。同人誌のみだったことからたちまち入手困難となり、地方民や後入りのファンを泣かせていたが、2011年11月に星海社から小説部分が文庫本として出版された。また、漫画部分も2013年11月に出た『空の境界全画集』に収録されている。
本来は奈須きのこによる小説『未来福音』『未来福音:序』と武内崇による漫画『未来福音 extra chorus』の2作を合わせた総称なのだが、一般的には小説部分を指すことが多い。
番外編ということで、本編の黒幕は一切関係ない。
登場人物
未来福音
未来福音 extra chorus
劇場版
2009年4月1日早々に公開決定。……もちろんエイプリルフールジョークであり、「過去視の無いお客様には見えない」などと書かれていた。
しかし、2012年7月に開催された『TYPE-MOON.fes』にて本当に製作されることが発表された。
2013年9月28日より公開。監督は須藤友徳。元々キャラクターデザイン担当であり、監督は今作が初であったがシリーズを最初から見守っていた人物という事で大抜擢された。
『未来福音 extra chorus』も同時上映。こちらの監督はあおきえいが担当。
また、入場者特典として奈須きのこによる書き下ろし小説『終末録音』が配布された。
2014年2月にはBD/DVDが発売。それぞれ単品の通常版とセットになっている限定版があり、限定版にはドラマCD版『終末録音』が付属した。