「そんなに「神」に近づきたかったら死んじまえ。死ねば誰もだろうが「仏」になれるぞ。そこの坊主達みたいにな」
「人生なんざ元々死ぬまでの悪あがきだろ」
プロフィール
年齢 | 23歳→24歳(RELOAD) |
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身長 | 176cm(無印では177cm) |
体重 | 64kg |
誕生日 | 11月29日 |
血液型 | A型 |
ウェスト | 56cm(特別小冊子情報) |
CV | 高木渉(OVA版)→関俊彦(TV版)、 少年期:佐藤ゆうこ(幻想魔伝)→笹島かほる(RELOAD) |
概要
法名・肩書きは「第三十一代唐亜玄奘三蔵法師」「北方天帝使」。
「天地開元経文」の『聖天経文』と『魔天経文』の二つの経文を継承した、桃源郷に5人しかいない最高僧の一人。
金髪に紫の瞳を持つ美形だが、幼児時代は女の子と間違われ、現在でも「美人」「女顔」と言われ、その度に不機嫌になる。悟浄からは出会った当初「性格破綻の金髪美人」と称されていた。
ひとたび口を開くと「うるせぇ!殺すぞ、てめぇら!」といった暴言を放ち、僧でありながら仏道に帰依する気は全くなく、飲酒・喫煙・博打を嗜む超鬼畜系破戒僧である為、悟浄からは「生臭坊主」と称されている。
プライドが高く、非常に気が短いため常に機嫌が悪そうな雰囲気を出しているが、悟空と接している時は表情が比較的柔らかくなったり、笑みに近いものを浮かべている。
また、師である光明三蔵から継いだ「魔天経文」とその守護者たる師と同じ三蔵法師という立場を大切にしており、これらを金儲けの道具にされたり、安売りする事態に陥りそうになると強く抵抗する。
武器は小銃(アニメ版では「昇霊銃」)と経文。騒ぐ仲間にはハリセンで殴る、あるいは銃を乱射する。体力も非常に高く、ロッククライミングで通る道を妖怪の悟空たちと同じように登って行った。
基本的に戦闘はよっぽどの事がない限りは悟空達任せで、敵対する紅孩児一行と鉢合わせるとだいたい傍観者を決め込む。
特殊な経歴故に本来の三蔵法師として積むべき修行を経験していないため、戦闘でも「魔戒天浄」以外は法力による術を使うことはほぼ無いが、神通力を固形化した“「神」にしか施せない”と言われる特殊な悟空の妖力制御装置を作れるほどの法力の持ち主である。
一行の中では冷静な性格・判断力を持っているが、時には負けず嫌いで子どもっぽい一面もみられる。傲慢で非常に自己中心的だが、優れた洞察力とカリスマ性を併せ持つ。
一行のリーダーとして一応の信頼を得てはいるが、信頼というよりはあまりの唯我独尊っぷりに呆れられているものに近い。確かな実力を持ってはいるものの、ものぐさで面倒事に巻き込まれるのを嫌う。
旅に出る前は仕事を悟浄と八戒に殆ど押し付けていた。また人使いが荒く、他のメンバーは下僕だと公言している。
伸びたラーメンやラーメンの具や刺身にマヨネーズをかけるタイプだが、悟浄に全否定され、ドラマCDでアイスコーヒーとジンジャエールを混ぜたものを平気で飲んだため、「味覚が宇宙人」(悟空)「味覚障害」(八戒)などと評される。レストランで料理より先にデザートメニューに目を通すなど、甘党な一面もみせる。
新聞を読むときは眼鏡をかける。酒には強い方だが、酔うとたまに人格が変わる。
ドラマCD4巻のおまけシナリオで八戒に「いい年して髪染めて恥ずかしくないのか!」と言われるが、金髪は地毛である。
出自については、烏哭三蔵法師によると父は政治的権力者、林徒候。母は行商の娘・香藍だが、徒候の政治的圧力により引き離され徒候は行方不明となり香藍は出産後、病死とされる。
幼少期の頃、揚子江に捨てられていた所を光明三蔵に拾われ育てられる。幼名は『江流』(こうりゅう)。
13歳の時に三蔵法師の名前と経文を授かるが、その直後に敬愛する師父・光明三蔵を妖怪に殺され経文の一つが盗まれる。その後、経文の奪還と師の仇を討つために育った寺を下り、16歳の時に経文の行方について三仏神に謁見したことをきっかけに、長安の慶雲院に留まり、そこで悟空達と出逢った。
関連イラスト
関連タグ
最遊記 孫悟空(最遊記) 沙悟浄(最遊記) 猪八戒(最遊記) 光明三蔵 烏哭三蔵 紗烙三蔵 金蝉童子
鵠:中の人&原作者繋がり。最遊記とWILDADAPTER の合同イベント「Dice&Guns」のスペシャルドラマでは彼の店で昇霊銃の弾を発注していることが判明。
因みにこの時まで悟空役の保志総一朗は関俊彦がWILDADAPTERに出演していたことを知らなかったも様子。