天地開元経文
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てんちがいげんきょうもん
「天地開元経文」とは、『最遊記』に登場する経文。
世界の創世に関わったとまで言われる『聖天』『魔天』『有天』『無天』『恒天』、全五巻の経文。ひとつひとつが異なった力を秘め、また組み合わせによってその能力を上げる。この経文を守護する最高僧として選ばれし者が「三蔵法師」であり、経文を受け継ぎ悪用される事のないよう守ると同時に、五本が揃わぬように各地に散っている。五本全てが揃うと、発されるその力がどのような影響を及ぼすか分からないとさえ言われている。
三蔵法師はその経文数に合わせて五人とされていたが、光明三蔵が『聖天』と『魔天』の二つの経文を継承した事で、現在三蔵法師は四人とされている。
牛魔王蘇生実験の要とされ、その死角から狙われており、現在は玄奘三蔵が継承した『聖天』と、継承者が死亡した『有天』、継承者が牛魔王側に寝返った『無天』の三つの経文が牛魔王側の手中にあるが、牛魔王側は、『無天』については把握していない模様。
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