概要
全12話で、作者初の時代小説となる。講談社BOXのメイン企画「大河ノベル」の2007年作品として12か月連続で発売された。
「刀を使わない剣士」と、それぞれある1つの能力に特化した12本の「変体刀」と呼ばれる刀を持った者たちの戦いを描く。
2010年1月から12月にわたり、毎月一話ずつテレビアニメが放送された。
1話につき1時間の長さとなっており、日本史上で5作目の1時間枠テレビアニメとなった。2013年4月にはフジテレビ・ノイタミナ枠で再放送された。
同作者執筆の物語シリーズとはタイトルが似ているだけで直接の繋がりはないが、セルフコラボ作品の『混物語』があったり、ゲーム媒体でコラボイベントが開催されたりと、全く関わりが無い訳ではない。
世界観
刀を使わない剣術「虚刀流」の七代目当主である鑢七花は、姉の七実とともに不承島で暮らしていた。
しかし、奇策士とがめの言葉により、伝説の刀鍛冶「四季崎記紀」が作った十二本の刀「完成形変体刀十二本」を集めるため旅に出ることになる。
「尾張時代」と呼ぶ架空の中世の日本で、戦国時代から将軍家の天下統一までの流れなどは作品独自の経緯を辿っているが、おおまかな歴史や文化などは史実の江戸時代などに似ている。
登場人物
「刀語の登場キャラクター一覧」を参照。
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