概要
「虚刀流七代目当主、鑢七花。推して参る!」
かなりの長身で、鋼のように鍛えられた肉体を持つ青年。動きやすいという事で上半身裸でいる事が多い。
刀を使わない剣術「虚刀流」を父親である鑢六枝から受け継いだ。
その体技は刀を折り砕く強力なモノだが、虚刀流(鑢家)の血統のせいで刀剣を扱う才能が全く無い(刀を振りかぶれば後ろに落とし、振り下ろせば前に零す)。 一応、物語中で汽口慚愧に師事した結果、振れるくらいにはなった。
幼少の頃に家族と共に島流しに遭い、ずっと無人島で家族と暮らしていたので世間知らず。加えて父親からは人間としてではなく一本の刀として育てられたた為、様々なことに対して無頓着なところがある。また痛覚・温感も鈍いらしく、ほとんど意識していない面もある(肉体に対する影響自体は普通に受けている)。
また、考える事が苦手で極度の面倒くさがり(苦手なだけで頭が悪いわけではない)。
口癖はとがめに禁止される前まで「面倒だ」で、その後彼女に強引に勧められ済し崩し的に決定した口癖である「ただしその頃には、あんたは八つ裂きになっているだろうけどな」が決め台詞。
とがめに付けられたあだ名は「しちりん」。
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緋村剣心……刀語本編の終盤でネタバレになるが、「愛する人が目の前で死ぬ」、「赤い着物を羽織る」、「顔の左側に十字傷が付く」、「争いを終えた後に旅に出る」という点で共通している。