概要
CV:大川透
普段は尾張城地下の武器庫で、四季崎記紀の変体刀を含む、数多の武器を管理している。
大乱の首謀者飛騨鷹比等の首を取り、大乱を収めた事で英雄と呼ばれていたが、妻を殺した疑いを掛けられて家族共々無人島に追放された。鑢七実の天才性を恐れて鑢七花を跡取りに決めていた。だが、鑢七実が虚刀流を習得していることを知り、殺そうとしたところを、鑢七花によって殺された。
歴代虚刀流当主は情報が少ないが故に謎が多いとされてきたが、六枝の場合は逆に「情報が多過ぎて正体不明」とされていた。しかも「男だった(女だった)」「痩せていた(太っていた)」というように正反対の情報が対になって出てくる始末。
それもその筈、鑢六枝の実態は、六人で一人という規格外であった。
筋肉の塊のような男『私』、ナナフシのような棒人間『僕』、球体人間『俺』、千歳の子供『拙者』、青い女『あたし』、刀のような牙を持つ喋る斑の犬『儂』、この六人で一本の刀である。組織という訳ではなくあくまで個人であり、全て六枝本人である。
自分の可能性の全てを引き出し、ありとあらゆる自分を実現できるため、飛騨鷹比等からは「確率の悪魔」と呼ばれた。
映像媒体で見られる姿は恐らく『私』。子供たちは人間として育ってほしかったから極力"一人"でいるようにしていたのだろうと否定姫は後日談にて推測している。
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匂宮雑技団…二人で同じ体を共有する匂宮出夢や五つの体に一つの精神を宿した断片集等といった六枝と似通った特徴を持つ殺し屋集団。