錆白兵
さびはくへい
CV:緑川光
日本最強の剣士。
女と見紛うばかりの総髪の美青年。口癖は「拙者にときめいてもらうでござる」。
真庭忍軍に裏切られたとがめが次に刀集めを依頼した人物だったが、薄刀・針の毒に当てられてしまい、とがめを裏切った。
最強の剣技とそれを振るう姿は口癖の通り万人をときめかせ、それは老若男女はおろか敵味方さえ問わず、彼に切り捨てられた刀を狙う侍や盗賊の男たちも今際の際に「───かっ…かっこいい」とときめいていた。空に浮かぶ太陽すら斬るというふれこみに恥じぬ、最強の剣士・・・なのだが・・・。
戦闘シーン総カット、七花ととがめが戦闘後に歩きながら感想を語るだけ、当番回でのセリフ一切なし、っていうか1ページも登場しないという前代未聞の扱いを受けた。
どんなものかは原作を読んでいただければわかる。
アニメでは3話までに登場シーンが用意され、4話予告編でも七花と激しく戦う様子が描かれるもそれはダミーで、4話本編での扱いは全くの原作どおりであった。
一応、とあるチートキャラを除けば作中最強クラスのキャラなので、後々に強さの引き合いに出されたりと雀の涙程度の救済措置はある。
また、終盤に薄刀『針』を扱った人物に対して七花が「あんたにゃちっともときめかねえ」と吐き捨てた辺り、七花さえもときめかせた模様。
また、七花ととがめの会話の中でとはいえ、
虚刀流と四季崎記紀に深い関わりがあることを明かすというストーリー上重要な役どころでもある。
先の大乱で活躍した最強の剣士である錆黒鍵の息子と思われる。
以下、ネタバレ
四季崎記紀が「究極の刀」を追い求めた結果辿り着いた結論である「自ら動いて指定した対象を斬る刀」を実現する為に、「人を刀とする」素材として選ばれた血統を受け継ぐ七花に近い存在。
彼の家系が受け継いで来たのは「この世の全てを刀とする」全刀流(全刀・錆)なのだが、その性質が「個々の刀の出来や質を問わずに戦闘力を発揮する刀を扱う側の技=剣技」であり、刀の出来に拘る刀匠の存在意義自体を無意味化するものであったため、あくまで刀としての存在に拘った「虚刀・鑢」が完了形変体刀の候補として選ばれている。
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