西尾維新によるライトノベル『刀語』の否定姫と左右田右衛門左衛門のカップリング。pixiv上では「ひめさゆ」と表記されることもある。
概要
その名の通り主従関係である二人。
右衛門左衛門は否定姫に対して強い忠誠を誓っており、七花が否定姫の名前を適当に「なんとか姫」などと言ったことで不機嫌を露わにしたり、「わたしのことをわかってくれるのは姫さまだけだ」ととがめに対して堂々と言い放ったり、七話で否定姫に「もしも鑢七実のような強者と戦わなければならない状況に陥ったらどうする」と聞かれた際にも「あなたが逃げられる時間を稼ぐ」と最終的に答えるなどしている。言ってしまえばとてもわかりやすい。
否定姫のほうも、普段は扱いがやや粗雑だが、心の底では右衛門左衛門に対し信頼を寄せており、自分の部下と言えるのはこの世に彼一人だと思っている。
この二人の関係性の解釈は人それぞれだが、彼らが強い絆で結ばれており、いわば一心同体であることは紛れもない真実である。