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概要編集

富士見ファンタジア文庫より刊行中のライトノベル。略称は『キミ戦』。

著者は細音啓、イラストは猫鍋蒼


2018年にオーディドラマ化、及びヤングアニマルにて漫画版が連載された。単行本は全7巻。

2019年10月20日にファンタジア文庫大感謝祭2019にてアニメ製作が発表された。


ストーリー編集

星が持つ未知のエネルギー「星霊」を宿す魔女や魔人の国「ネビュリス皇庁」と、魔女達を迫害する「天帝国」が100年にわたって交戦状態にある世界。

史上最年少で帝国の最高戦力である使徒聖に選ばれたイスカ。「氷禍の魔女」と称され皇庁最強と謳われる皇庁の第2王女アリスリーゼ。戦場で出会った二人は激戦の中、互いを互いの宿敵と認め、お互いに惹かれ始める。

しかし、互いが所属する敵対する国に所属する二人が共に歩むことは許されず、互いを打倒しそれぞれが目指す世界平和への礎とすることを選択する。


登場人物編集

主人公編集

帝国に所属する少年兵。かつて史上最年少で帝国軍の最高戦力「使徒聖」に上り詰めたが、とある出来事がきっかけで称号を剥奪される。

特殊な双剣『星剣』を使う。平和を求めて戦うまっすぐな剣士で信念に反することは頑として譲らない。


ネビュリス皇庁の第2王女。強力な『氷』の星霊を宿す星霊使いで、帝国からは「氷禍の魔女」の異名で恐れられている。

戦闘では感情を押し殺しているが、本来は感受性豊かで情に厚い。


第907部隊編集

※アニメ版では「N07部隊」


イスカが所属する部隊の隊長。小柄で童顔だがれっきとした22歳の大人の女性。

兵士としては並み程度の実力だが、イスカが直接指名しただけあって隊長として洞察力と行動力に優れている。


狙撃手。かつてイスカと同じ師匠の下で修行した過去を持つ。

優れた狙撃技術を持つ。静沈着で皮肉屋だが根は仲間想いであるクールガイ。


通信技手。天真爛漫な女の子でイスカやジンの妹分。

機械・兵器の扱いに長けており、一流の機工士として帝都に名を馳せている。


アリスの関係者編集

アリスの側近兼メイド。王族の護衛である王宮守護星の星霊使い。『土』の星霊を宿し、星霊使いとしての技量もさることながら暗殺術を初め武芸全般に長けている。


ネビュリス皇庁の第3王女でアリスの妹。とある真実を知ってしまった事から、他者を拒絶して自室に引きこもっている。

過去に起こった事象を映像で再生する『灯』の星霊を宿す。


ネビュリス皇庁第1王女でアリスの姉。大人の気品と色香を漂わせるスタイルの持ち主。外遊に力を入れており、普段は王宮をあけていることが多い。


天帝国編集

天帝国の君主である「天帝」その人。天帝国の最高権力者だが、表に出る事は滅多にない。


帝国議会の頂点に立ち、天帝に代わって政治を執り行う八人の最高幹部。


使徒聖編集

天帝の直属護衛にして天帝国最高戦力。定員は11名。


使徒聖の第一席。立場上クロスウェルの後任に当たる。前任やイスカ同様に剣を使用する最強の使徒聖。ネームレスと同じく非常に寡黙な性格。


使徒聖の第三席。小柄ながら野性味ある女兵士で常人を超えた五感と身体能力、反射神経の持ち主。


使徒聖の第四席。機構司令部局長。卓越した戦術を駆使する軍師型の軍人。


使徒聖の第五席にして天帝の参謀。ミスミスとは士官学校の同期であり友人。気さくなお姉さんといった感じだが、一方で腹黒さを秘めており、イスカ達を平然と囮に使うなど色々と食えない。


使徒聖の第八席。常に最新の光学迷彩スーツに身を包んだ男性。驚異的な格闘技術を持つ。自分の行動の障害となるならば味方であろうと容赦しない非情な人物。


使徒聖の第九席。巨漢の使徒聖。

帝国が捕獲した魔人や魔女を繋ぎとめている地下の獄『天獄』の門番。


使徒聖の第十席。帝都第三セクターに存在する兵器開発部局の研究室長。使徒聖の中で例外的な非戦闘員であり、帝国における星霊研究の第一人者。


使徒聖の第十一席。イスカの後任に当たる機工士。


一般兵編集

司令部の統括医療チームに従事している女性。ニュートンの助手も務めている。


ネビュリス皇庁編集

ルゥ家編集

ネビュリス皇庁の現女王であり、アリス達3姉妹の母。『大気』の星霊を宿し、自身もかつては数多の戦場を制圧した古強者。


シスベル付きの執務官を務める初老男性。かつてはミラベアの教育係でもあった老傑。シスベルが信頼できる数少ない直属の部下。


ゾア家編集

ゾア家の当主代理。空間を渡る『扉』の星霊を宿す。常に仮面を着けた出で立ちで、表面上は紳士的な物腰だが、帝国との全面戦争を望む過激派。


ゾア家の息女にして次期女王候補の王女。無数の黒い針を操る『棘』の星霊を宿す。潜在能力はアリス以上と評されるが、感情が乏しく、口調もたどたどしい。


ゾア家当主。車椅子の老人。特殊な逆襲型の星霊『罪』を宿す皇庁でも畏怖される老傑。


ヒュドラ家編集

ヒュドラ家当主。俳優さながらの美丈夫で常に優雅な佇まいの壮年紳士。『波』の星霊を宿す。


タリスマンの姪でヒュドラの次期女王候補の王女。特殊な『光輝』の星霊を宿し、それによって金髪が青髪に染まった経緯を持つ。叔父と同じく優雅な佇まいの少女。


ヒュドラ家の異端審問官を務める少女。ネビュリスの直系から遠い血筋である彼女をヒュドラ家が養子に迎えた経緯を持つ。


その他編集

『黒鋼の剣奴』の二つ名を持つ元使徒聖筆頭にして帝国最強の剣士。イスカとジンの師匠だが、イスカに星剣を託した直後に失踪し行方不明となっている。


最古にして最強の星霊を宿したネビュリス皇庁の創始者。百年前、帝都を唯の一人で火の海に変え『大魔女』と恐れられた伝説の星霊使い。

初代女王の双子の姉に当たるものの、歴史の中で混同され死亡したと思われているが、実際は王宮の地下深くに封じられている。


かつてネビュリス皇庁に反旗を翻し多くの星霊を奪ってきた大罪人。長年監獄に囚われていたが、帝国の手引きを受けて脱獄し、独自に動き始める。

他者の星霊を二つに分裂させ、その半分を奪う『水鏡』の星霊を宿す。


天帝国の科学者である女性。狂的な研究欲のために人体実験に手を出し「天獄」に投獄されたが……。


アニメ編集

制作会社はSILVERLINK.2020年10月から12月にかけてTOKYOMXAT-XおよびBS11、さらには朝日放送テレビ愛知にて放送された。全12話で、原作1~4巻の内容が描かれている。


また、2021年10月1日には続編(Season2、これに伴いこれまで放送されたものはSeason1となっている)の制作決定が報じられ、2022年8月7日に2023年放送と発表されたのだが、2023年中は新型コロナウイルスの影響で他の作品の制作が遅れた事もあってか、2024年7月10日からの放送に延期となった。なお、テレビ愛知が放送局から離脱している。

さらに、その後も第5話以降の制作遅れにより、日を改めて第1話から放送し直すことになった。なお、仕切り直しの時期は未定。また、残りの放送期間については、Season1の傑作選を放送する。

2期からはSILVERLINK.とstudioぱれっとの共同制作となる。


関連動画編集

ニコニコ版



関連タグ編集

細音啓

富士見ファンタジア文庫

神は遊戯に飢えている。…同作者の作品で、新巻の発売月が被った際には毎回コラボSS企画が行われている。

なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?…こちらも同作者の作品で、アニメ版が本作の2期と同時期に放送。さらに上記の『神飢え』も合わせて3作合同のコラボ企画が行われている。

ロミオとジュリエット あらしのよるに 光戦隊マスクマン…敵対勢力でありながら、恋に落ちる、あるいは友情をはぐくむつながり。


外部リンク編集

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