ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

「このどうしようもない戦争に終止符を。一年前も今も、僕が考えてるのはそれだけです」

「……諦め……る……だって?」

「ここで諦めたら、誰がこの戦争を止めるんだ!」

概要

CV:小林裕介

本作の主人公。天帝国に属する少年兵。

師匠の名から「黒鋼の後継」と呼ばれ、史上最年少で帝国軍の最高戦力使徒聖に上り詰めたが、帝国が捕らえた幼い星霊使いを逃がしたことで称号を剥奪された上に永久幽閉を宣告される。

だが、幽閉から1年後に八大使徒から対処に手を焼く星霊使いの捕縛と引き換えに恩赦を出され、「氷禍の魔女」の異名を持つ星霊使い・アリスリーゼ・ルゥ・ネビュリス9世と対峙する。

人物

平時は穏やかな少年で、オペラや絵画鑑賞といった芸術とパスタを好む。

しかし、戦闘では素早く収めるために容赦しないため、「戦闘嫌いの戦闘狂」とも呼ばれる。

100年以上続く天帝国とネビュリス皇庁による戦争を止めたいと願っており、そのために「純血種」と呼ばれる皇庁の王族を捕らえ、和平交渉の場を作ろうとしており、それに限って言えば非常に頑固で我が強くしつこいため、アリスなどから破格の条件でスカウトされても即答で断っている。

その反面、弱い星霊使いまで捕らえようとする帝国のやり方を見過ごせず、破れかぶれで脱走の手引きをし結果として使徒聖の位を失い終身刑となり上記の理想を叶える道を自ら閉ざすなど、短絡的かつ詰めの甘さが目立ち、お世辞にも大局を見ているとは言い難い面もあり、兄弟子で相棒のジンからも指摘されているが、師匠であるクロスウェルはそれも織り込み済み同然で後継に選んでいる。

アリスとは上記の趣味が合い、中立都市などで幾度も出くわし、なし崩しな共闘を続けていく中で敵同士という意識が薄れかけているというより、完全に異性としての恋愛感情を抱いているが、両国の和平や師から託された黒鋼の後継としての使命を優先しているため、無自覚である。

人間関係

帝国軍内部では最年少の使徒聖でありながら敵国の魔女を脱獄させた大罪人だが、同じ使徒聖や部隊の仲間からはそのあたりに特に言及された様子はない(ただしネームレスからは嫌味を言われている)。

魔人や魔女と呼ばれる星霊使いのことも人間とみなしており、その星紋のことも「ただの痣」と言い切る姿勢が帝国軍人ではあまりにも稀有。加えて、一度請け負った約束を果たそうとする愚直とも取れるその姿勢が一部の皇庁側の人間にも信頼される要因になっている。

女性関係では無自覚ながらアリス一筋。しかし、アリス以外にも上司のミスミス、同僚の音々にも好意を寄せられている節がある。更に、過去に助けたシスベルにも好意を寄せられ、ルゥ家長女のイリーティアも妹たちが執着する男、更に自身の最愛の騎士との比較対象の強さで関心を持つ。

加えて、ゾア家のキッシングには後半のある騒動を発端に懐かれ、ヒュドラ家のミゼルヒビィとも交戦してその粘り強さに怒りさえ抱かれるなど、皇庁の王女全員から恋愛面や強さで興味を抱かれている。

能力

帝国軍の兵士では珍しく剣を使って戦う。師匠のクロスウェルから継承した星剣と呼ばれる双剣を使う。

「黒」の星剣は星霊使いのあらゆる星霊術を遮断し、「白」の星剣は黒が最後に遮断した星霊術を一度だけ再現する能力を持つ。

彼を後継者として選んだ師匠クロスウェルから徹底した対星霊使い特化の訓練を受けており、星霊術の発動のタイミングを全感覚で察知し、二つの星剣の力を巧みに使い分け、鍛えぬいた俊敏な機動力で回避と同時に懐へと潜り込んで仕留めることで強力な星霊術を使う純血種とも互角以上に渡り合う強さを誇る。ジン曰く「相手が星霊使いなら負けることはない」。

一方で剣自体の才はあまりなく、師匠には「(弟子の中で)一番見込みがなかった」と言われており、使徒聖との白兵戦になった場合、分が悪くなることを自覚している。

 

関連動画

コメント

コメントが未記入です

pixivに投稿されたイラスト

すべて見る

pixivに投稿された小説

すべて見る
  • 黒き使徒聖VS氷禍の魔女

    黒き使徒聖 VS 氷禍の魔女 1戦目

    ※キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 第1巻より参考にさせていただきました。  作品が面白かったので書いてみました。剣と星霊を交えた戦いも素晴らしいですが、たまには何も交えない「たたかい」もいかがでしょうか。  気に入っていただければ幸いです。
  • 英雄願望の少年と帝国剣士の少年あるいは精霊の女剣士と精霊の女王はダンジョンでの出会い、あるいは世

    二人の少年と少女の出会いと始まり Ⅰ章第Ⅱ部

     第Ⅰ章ー完ー  次回は第Ⅱ章からは目指す者同士のベルとアリス、求める者同士のイスカとアイズが出会います。
    16,498文字pixiv小説作品
  • 黒き使徒聖VS氷禍の魔女

    黒き使徒聖VS907部隊 2戦目

    ※キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 第2巻より参考にさせていただきました。前回書いてみて、見ていただいた方々から温かなお言葉をいただいたりもしたので続けてみました。下記には前回の登場人物の簡単なプロフィール(原作小説参考)がございますのでこちらも併せてどうぞ。 イスカ:帝国が誇る最強戦力『使徒聖』と呼ばれる強者の一人。ある理由でその座を退くことになったが、戦場での彼は「戦闘嫌いの戦闘狂」と呼ばれている。速過ぎる動き、荒々しく戦う様はもはや獣に近く、数々の戦いで星霊使いたちを打倒してきた。黒褐色の髪に幼い頃から過酷な訓練で鍛え上げられた体躯、顔立ちこそ大人と呼ぶには物足りないが一対の剣、黒鋼と白鋼の剣を構えた眼差しはまさに抜身の刃さながらの鋭利な光を湛えている。  剣と星霊を交えた戦いも素晴らしいですが、たまには何も交えない「たたかい」もいかがでしょうか。気に入っていただければ幸いで、 アリス「ちょっと! 私今回全然登場してないじゃない! なのにシリーズタイトルが氷禍の魔女っておかしいでしょ!!」 書き手「ああ、えっと、ネタバレになるので多くはお話できないんですが、原作2巻でアリスさんはイスカ君とエンカウントされていないようなのでそこも引用しました。ただタイトルは変えるほどでもないかなと」 アリス「変えなさい! タイトル変えないと何の話か分からなくなるじゃない!」 書き手「でもそうすると次回以降もアリスさん出せなくなっちゃいますよ? 次回はイスカ君とエンカウントしてるみたいですし、次回こそ決着付けられるかもしれ」 アリス「な、なぁんだ。それならそうと早く言いなさい! それなら問題ないわ。よぉしイスカ、次こそ決着付けてやるんだから。待っていなさいよ!」 書き手「……ちょろい」 ということで気に入っていただければ幸いです(書き手の妄想を多く含んだアリスとのやり取りにも生温かい目で見ていただければ本当に幸いです……)
  • 英雄願望の少年と帝国剣士の少年あるいは精霊の女剣士と精霊の女王はダンジョンでの出会い、あるいは世

    二人の少年と少女の出会いと始まり Ⅰ章第Ⅰ部

    はじめまして、レッドアップルといいます。 大森藤ノ先生の作品と細音啓先生の作品をダンメモ風にコラボしてみました。 初心者ではありますが、完結出来るように頑張りたいです。
    23,282文字pixiv小説作品
  • まさかの二人っきり

     キミ戦にハマったので、勢いで書きました。 これから、原作買うか検討中。 *****  フォロワー140人ありがとうございます! これからも、色んな作品で投稿致します!

このタグがついたpixivの作品閲覧データ

イスカ(キミ戦)
4
編集履歴
イスカ(キミ戦)
4
編集履歴