概要
正式名称は単一要塞領域「天帝国」。はるか数百年より昔から世界最大の領土を持つ超大国。
百年前の星脈噴出泉(ボルテックス)により出現した大魔女ネビュリスを筆頭とする魔女と魔人の反乱により国土の一部を奪われ建国されたネビュリス皇庁と百年に渡る戦争を繰り広げている。
国家体制
君主にして象徴に天帝ユンメルンゲンを頂き、その名を冠した帝都ユンメルンゲンにて帝国議会に名を連ねる数百の議員にて統治されているとされるが、それは表向きの話で。
実際は八大使徒と呼ばれる八人の帝国最高幹部によって運営されているが、彼らの名と存在を知るのは天帝に加え直属護衛の使徒聖をはじめ帝国議員と帝国兵のみである。
帝国軍
機構司令部のⅠ師からⅥ師からなる軍隊。それぞれ部隊を編成している。
機構Ⅰ師
帝国上層部の選任守護部隊に相当し精鋭中の精鋭。中でも天帝警護部隊は天帝直属護衛・使徒聖の直轄となる。後にイスカたち第907部隊はⅢ師から転属となった。
機構Ⅱ師
詳細は不明だが、使徒聖第四席のマグナカッサはここの出身。
機構Ⅲ師
派遣部隊の軍勢で特定の駐在地をもたず、帝国領内外で起きるあらゆる戦闘における応援要員。イスカたちの元々の配属先。
機構Ⅳ師
詳細不明。
機構Ⅴ師
無主地などと呼ばれる未開拓領域に配属されジャングルの奥地などにも踏み入る。使徒聖第三席の冥の出身。
機構Ⅵ師
暗殺・諜報部隊。世界中に諜報員を送りこみ、帝国に仇名す動きを察知する。使徒聖第八席のネームレスの出身で現在も彼が部隊を統括している。
単一集積知能体オーメン
星霊についての学問研究が一切禁じられている帝国において唯一、星霊研究が認められている機関。使徒聖第十席のニュートンが研究室長を務める。最近の成果としては非帝国人に一週間限定の人工星紋を付与する実験(二パターンあり、一つは薄い星紋を日焼けのように付けるもの、二つ目はそれに加えて星霊術を一時的に付与するものである)。