概要
2024年7月27日放送「文房具ブレイキン」に登場。
このマットの上で動くと、星形のアクションチップを取り付けた物を自分と同じように動かすことができる。ゴーグル付きの専用のキャップを被ると、操っている物体の視点からの景色がそのゴーグルにも映し出される仕組みになっている。
ストーリー
のび太はしずかが今日も風邪で学校を休んでいることを心配していたが、クラスメイトの女子達からそれはもう良くなったけどまだ外出は禁じられて、更に退屈していると聞かされたので、お見舞いに行こうとしたがそれもダメだった。そんな時のび太の顔に消しゴムが飛んできて、それはジャイアン達が消しピンで遊んでいたからだったので、のび太は仲間に入れてと頼むが、下手くそだからという理由で断られてしまった。
怒りながら帰宅したのび太だったが、庭にいたママが何か言っていたため聞いてみると、ドラえもんに雨どいの掃除を頼んでいたという。だがそこにはドラえもんの姿はなく部屋に帰ってみると、ドラえもんがマットの上で変な動きをしていて、やっと雨どいに詰まっていた落ち葉を掻き出したところだった。
その直後、ママがこれらを描き出す際に使った雑巾を洗いはめたためドラえもんも目を回してしまったが、引き続き窓ふきも完了しご褒美としてどら焼きをもらうことができた。ドラえもんは試しに部屋に会ったクッションをこの道具で動かして見せ、のび太も同じくこれを体験すると、のび太はこれを使ってジャイアンに消しピンの再戦を挑むことにした。
ドラえもんに消しゴムを操ってもらいジャイアンに勝利し、約束通り拳骨100発をおみまいしようとしたが、その時スネ夫が消しゴムをくすぐったことで道具の存在がばれてしまい、のび太は追いかける羽目となった。だがその時、店に置かれた大型テレビからブレイクダンスの映像が流れていたため、のび太は何かを閃きジャイアンとスネ夫に耳打ちをした。
一方しずかは早く学校に行って皆と遊びたいと退屈して、その時変な音がしたので窓を開けてみると文房具箱が入って来て、その中にあった文房具たちがステージとなった箱の前で動き出し始めた。実はこれはドラえもん達が道具を使って文房具たちに、自分達に代わってブレイクダンスを躍らせていたからで、しずかもこれには楽しんでくれていたが、本人達はうるさいからもっと静かに遊ぶようにとスネ夫のママから注意されてしまった。
これにより一時的に動きは止まったが、すぐにダンスを再開しヘッドスピンを披露した後、クレヨンを使って自分達の似顔絵と共に「しずかちゃん はやく元気になってね」というメッセージを書き彼女を喜ばせた。だがのび太の「太」が「犬」になってしまっっていて、しずかはこれにくすっと笑いながらも、「ありがうのび犬さん」と心の中で感謝の言葉を言っていた。
余談
2024年7月12日に大山版にてのび太役を務めていた、小原乃梨子女史が死去したことで、本放送回ではドラ顔ジャンケンが終了した後、「1979年から2005年まで、のび太の声優を務めて頂いた、小原乃梨子さんがお亡くなりになりました。小原さん、長い間本当にありがとうございました。ご冥福を心からお祈りいたします」という追悼テロップと共に、名場面を繋ぎ合わせたムービーが流された。