口笛はなぜ 遠くまで聞こえるの？ あの雲はなぜ わたしを待ってるの？
概要
1880年から1881年にスイスの作家・ヨハンナ・シュピリにより執筆された小説。
日本で「世界名作劇場」の前身の「カルピスまんが劇場」で1974年に1年間放送されたテレビアニメ版が世界的な人気を博し、原作のイメージにも多大な影響を与えている。
ストーリー
幼い頃に両親を亡くしたハイジは街に住む叔母のもとで育てられていたが、5歳のときにアルムの山小屋で独り暮らししていた祖父へ預けられた。
ハイジはアルプスの大自然に抱かれ、おじいさんや動物達と過ごす毎日のなかで、年上のこどもたち、クララやペーターと共に素直に健やかに育っていく。
登場人物
余談
子供の成長と自立を主軸とした教養小説であるが、原作ではキリスト教信仰に基づく描写が多い。
日本でアニメ化するにあたって馴染み難い宗教色を排除したことでハードルが下がり、より親しみやすい作風となった。緻密な現地への取材も功を奏し、風景と日常生活などが丁寧に描かれ、物語の舞台である欧州などでも「これが遠い日本で製作されたとは」と多くの視聴者に絶賛されている。
2012年よりアニメーションの版権期限が切れた事で「家庭教師のトライ」のCMキャラクターとして登場しており、その暴走ぶりが何かと話題になっている。一応だが主要キャラしか登場しない、最初の頃はハイジとペーターとロッテンマイヤーはアニメのオリジナルキャストだったが、ロッテンマイヤーとペーターは途中から別の声優(非公開)に変わっているほか、2019年からはアルムおんじとゼーゼマン以外を見る方が珍しい。
2017年にはカップヌードルとコラボしたCMで高校生に成長したハイジやペーター、クララが登場している。→アオハルかよへ。
2023年にはアルプススタンドの少女として阪神タイガースとコラボした。バットを持ったアルムおんじはどう見てもバースにしか見えない。
関連イラスト
関連タグ
山ねずみロッキーチャック←アルプスの少女ハイジ→フランダースの犬
