概要
「アルプスの少女ハイジ」の登場人物。ゼーゼマン家の使用人の若い女性。
ロッテンマイヤーは上司であり、セバスチャンやヨハンとは同僚。
メイドキャップを被っており、ツンとした性格で不愛想な印象を与える女性。ハイジが起こした騒動の後始末をすることが多いためか、ハイジに対して少々冷たいところがある。だが、ハイジに対するロッテンマイヤーの厳しすぎる躾を快く思わない素振りを見せる一面もあり、彼女自身は決してハイジが嫌いというわけではない様子。
上司であるロッテンマイヤーの事を内心嫌っており、ロッテンマイヤーが所用で屋敷を留守にした時は「あの婆さんがいなくてせいせいする」と言っていた。
ロッテンマイヤー同様にネズミが嫌いで、地下室に閉じ込められたハイジを迎えに来たときに、ハイジがネズミと遊んでいたのを見て、悲鳴をあげて逃げ出していた。そのときのことはよほどショックだったらしく、後日ロッテンマイヤーがハイジをお仕置きのために閉じ込めようとしたときに、「でも、地下室に閉じ込めたら、またネズミを連れてきますよ」と、閉じ込めるなら地下室以外の場所にするようにさりげなく提言していた(チネッテの意見に同感したのか、ロッテンマイヤーはハイジを屋根裏部屋に閉じ込めた)。
タンバリンを上手に叩けるなど、音楽的素養も持ち合わせている。