概要
ヴィクトル・ユーゴーの『レ・ミゼラブル(邦題:ああ無情)』を原作とした世界名作劇場シリーズ第24作目。
2007年1月7日から12月30日ままでフジテレビ系BSデジタル放送BSフジで放映。全52話。
世界名作劇場としては1997年『家なき子レミ』以来の約10年ぶりの新作でキャラクターデザインはシリーズ初の萌え絵である。
21世紀最初の世界名作劇場でもある。
19世紀前半のフランスを舞台としており、シリーズ中最も古い時代の物語である。
ストーリー
フランス革命以降、いまだ混乱のなかにある19世紀前半のフランス。
パリに住んでいたコゼットは仕事を探している母・ファンティーヌと共にモンフェルメイユに足を運び、コゼットは現地で宿屋を営むテナルディエ一家に預けられ、ファンティーヌはモントメイユ・シュル・メールに出稼ぎに行く。
テナルディエ一家に召使いとして扱われながらも母との再会を夢見るコゼットはジャン・ヴァルジャンと出会ったことで外の世界に旅立っていく。
登場人物
ジャン・ヴァルジャン(CV:菅原正志)
マリウス・ポンメルシー(CV:勝杏里)
※岸は舞台版でも2005年~2007年までアンジョルラス役を担当した。また2003年~2006年までブリュジョン(『パトロン=ミネット』の腹心)役、2015年~2017年までジャベール役を演じている。
主題歌
オープニングテーマ
「風の向こう」
作詞・歌:斉藤由貴 / 作曲:いしいめぐみ / 編曲:澤近泰輔
エンディングテーマ
「ma maman」
作詞・歌:斉藤由貴 / 作曲・編曲:澤近泰輔
挿入歌
「私にできること」
作詞・作曲:いしいめぐみ / 編曲:D'iLL / 歌:コゼット(名塚佳織)
※OP・ED主題歌を担当した斉藤由貴は舞台版では1987年にコゼット役を演じた。