曖昧さ回避
- 小説作品『レ・ミゼラブル』のアニメ作品『レ・ミゼラブル 少女コゼット』の主人公。本項で記述する。
- 2004年に発表された、オリジナルアニメ『コゼットの肖像』の登場人物。→コゼット・ドーヴェルニュ
- ゲーム『戦場のヴァルキュリア2』の登場人物。→コゼット・コールハース
- 『ONEPIECE』の登場人物。→コゼット(ONEPIECE)
- LSRPG『メルクストーリア』の登場人物。
- アニメ『takt op. Destiny』の登場人物。→コゼット・シュナイダー
人物
本名はユーフラジーであり、コゼットは母・ファンティーヌが付けた愛称だが世間ではラルーエット(l'Alouette=雲雀)と呼ばれていた。
心優しく素直で明るい少女。
僅か3歳という物心つく前にテナルディエ一家に預けられた為、母のことを真面に覚えておらず、母の名前さえ知らない。
テナルディエ一家の宿屋ワーテルロー亭で召使い兼金づるとされている間にファンティーヌは帰らぬ人になるも母の遺志を継いだジャン・ヴァルジャンに引き取られ、教養ある女性に成長。
パリで出会ったマリユスと恋仲となり、後に結婚する。
関連タグ
舞台版で演じた俳優
※主に記事のある人物、有名な人物のみ掲載。
斉藤由貴(1987年)
鈴木ほのか(1987年~1991年)
純名里沙(1997年~1999年、元宝塚歌劇団花組トップ娘役。)
安達祐実(2000年~2001年)
tohko(2000年~2001年、アニメ『エイケン〜エイケンヴより愛をこめて〜』の主題歌、『エンジェル・ハート』挿入歌を担当した。)
知念里奈(2005年、エポニーヌ役[2007年~2009年]やファンティーヌ役[2011年~]も演じている。)
富田麻帆(2007年)
神田沙也加(2009年~2011年)
中山エミリ(2011年)
『レ・ミゼラブル 少女コゼット』のコゼット
原作での主人公はジャンであるが本作ではタイトルどおり、コゼットが主人公となっており、コゼットの名は原作では愛称であるが本作では本名となっている。
登場回数が多いのは大人時代であるがオープニング映像とエンディング映像では少女時代しか登場しないこともあって、本作のコゼットは原作以上にボロい服と箒と裸足の少女のイメージが強い人も多いであろう。
原作とは違い、ファンティーヌのことを覚えており、ファンティーヌとの思い出と絆、弟のように育てたガヴローシュや愛犬シュシュ、エポニーヌのクラスメイトのトロン、神父のリシャールといった理解者たちのおかげで辛くとも原作以上に健気に生きており、それゆえにテナルディエ一家にファンティーヌのことを悪く言われた際には激怒して、一家を黙らせるという一面も見せた。
パリ編では原作にはなかったエポニーヌとの再会と対決も描かれ、エポニーヌの恨み言に対し、コゼットも怒りを爆発させると決して、聖人君子ではない姿も見せた。
それでもエポニーヌと出会った際に一緒にブラコンで遊んだことや本音を言い合ったためか互いに和解したいと思うようになるもそれが叶うことはなかった。
エピローグでは夫・マリウスと彼の間に生まれた自分そっくりの娘(演じるは幼少期の松元環季)と共に第1話冒頭と同じ道を歩いていた。
ファンティーヌとコゼットは別れに繋がってしまったのに対し、変化した世界と夫の存在から希望がある結末となっている。