CV:小原乃梨子
概要
タイムボカンシリーズ第8作『怪盗きらめきマン』に登場する花の刑事トリオの女性リーダー。水瓶座の27歳。
部下にヒエールとオンドレーがおり、共にジュテーム署の捜査一課に所属しているのだが、三人はそのデキの悪さから捜査ス課として窓際に追いやられている。
元は部下達共々さいはての駐在所に追いやられていたが、ある日何処からか現れた土偶の姿をしたスポンサー・どきどきドグリンからきらめきマン逮捕を命じられ、彼から得た資金を元にヒエールが改造したパトカー・ワンダーブルできらめきマンたちを逮捕し現状からの脱却を図る為に奮闘する。
キャラクター
歴代シリーズの三悪に相当するキャラだが、今作は善玉と悪玉のポジションが逆転しているため職業は前述通り刑事で、どちらかと言うと宿敵のポジションである。
この変化に一番戸惑っていたのは本人達で、テーマ曲「懐盗ドロンボー」でもその旨が語られている。
また、イタダキマンから本作放送までに変化した時勢の状況や本作の放送局であるテレビ東京の放送コード等の事情からか、以前のシリーズに比べてお色気シーンが少なく、セクハラを受けるシーンも少ない(一応、水着姿やターザンを彷彿とさせる逞しく野性的な服装を披露する等、肌の露出が多い服装もあるにはある)。
いつもきらめきマンの逮捕に失敗していたが、終盤の第25話で遂にきらめきマン逮捕に成功する。
しかし、これは彼女らのスポンサーを探る為の作戦であり思惑通り乗せられてしまう。
度重なる失敗が災いし、最終回ではとうとう警察をクビになってしまう。
そして、「正義はやっぱり性に合わない」ということで、クビになった間接的な要因であるヒエールの子孫も加えて四人仲良く怪盗に鞍替えした。
余談
- 本作のキャラクターデザインを担当した上北ふたごによる影響で、部下二名がこれまでのシリーズの同ポジションのイメージを残しているのに対し、彼女のデザインは金色の長髪である以外はこれまでと異なる。歴代の女性リーダーと比べると「可愛い女性」といったデザインとなっており、本作にゲスト出演したマージョとドロンジョと比較すると違いがよく分かる(ただし、作画監督によっては以前の女性リーダーと似た顔つきに描かれるカットもあった)。
- 次作のヤッターマン(2008年版)が登場人物は基本そのまま(声優も三悪とドクロベエは続投)のリメイク作となり、次々作の『タイムボカン24』からは三悪の声優が一新されたので、小原氏が演じた新規の女性リーダーはルージュが最後となる。
関連タグ
タイムボカンシリーズ 怪盗きらめきマン 三悪 ヒエール オンドレー
女性リーダー関連
ヤンヤン(イタダキマン)→ルージュ→ドロンジョ(2008年版ヤッターマン)