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未来少年コナン

みらいしょうねんこなん

NHKで放送されてたアニメ。
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概要

1978年にNHKで放送された日本アニメーション制作、宮崎駿監督アニメ。NHKは世界名作劇場のような作品を作りたく企画されたという。

宮崎にとっては初監督作品であり、作画監督の大塚康生とタッグを組んで制作にあたった。

原作はアメリカ人のアレクサンダー・ケイによる小説『残された人々』だが、冷戦の影響を強く持った暗い内容で、これを嫌った宮崎によって大幅に脚色された。

洗練されたレイアウトシステム、爽快なアクション、巧みに緩急をつけた演出などなど、その後のスタジオジブリ作品にも受け継がれるエッセンスを多分に含んでおり、制作から40年近く経ついまでも語り継がれる不朽の名作である。大塚康生によって描き出された活き活きとしたキャラクターの動きも魅力である。

視聴率的にはふるわなかったが、他の作家にもかなり影響を与えた作品であり、本作を見てクリエイターの道を志した少年少女は多い。本郷みつる井上俊之摩砂雪らは本作がアニメーターの道を目指すきっかけになったという。

ストーリー

最終戦争が勃発した西暦2008年、地球は滅亡の危機に瀕していた。核兵器を上回る超磁力兵器によって大地殻変動が起こり、五つの大陸が海中に没して近代文明は滅びた。
それから20年後、地球は再び生命を取り戻しつつあった。そして「のこされ島」という孤島に野生児コナンと彼の保護者おじいが二人で暮らしていた。地球脱出に失敗し、不時着したロケットから生き延びた者達である。
そこへある時少女・ラナが流れ着いた。彼女はハイハーバーという島からインダストリアという勢力に連れ攫われかけたのだ。
初めて出会う女の子に驚くコナンだったが、ラナはインダストリアの追っ手に連れ去られ、それに抵抗したおじいが死んでしまう。悲しみに打ちひしがれるコナンに、おじいは死の間際に仲間を集め未来に向けて生きよと諭した。
ラナを探して助けるため、新しい仲間を求めて、まだ見ぬ世界に向けてコナンは旅立った。
やがてコナンは世界の運命を左右する戦いに身を投じることになる・・・。

登場人物

劇中用語

太陽エネルギー

近代文明在りし頃に開発された新エネルギー。それまでのあらゆるエネルギーを軽く凌駕する力を持っており、当初は地球環境を汚染しない理想的なエネルギーとしてもてはやされた。しかし、その強大すぎる力故に戦争に利用され、結果として最終戦争を引き起こし近代文明を滅ぼす一因となった。原理としては太陽光発電に近いが、人工衛星で発電したエネルギーを雷のようにして地上に送電するというダイナミックなものである。

超磁力兵器

核兵器を凌駕する威力を誇る悪魔の超兵器。最終戦争において使用され、地球の地軸をねじ曲げ五つの大陸を海に沈めるほどの猛威を発揮した。その強大な出力故にエネルギー源は太陽エネルギーによって賄われている。この超磁力兵器のせいで近代文明は滅び去り、生き残った人類の文明レベルは著しく後退することを余儀なくされた。

インダストリア

最終戦争を辛うじて乗り切った産業都市。高度な科学技術を受け継いでいるが、太陽エネルギーが使用できなくなったため都市機能の大半が麻痺したままである。太陽塔という科学センターを中心に街が作られており、徹底した管理体制が敷かれている。生活環境としては劣悪であり、市民も階級によって隔てられている。地殻変動によって水没の危機に瀕している。

ハイハーバー

戦争から生き延びた人々が入植し開拓した有人島。自然豊かな島であり、農業と漁業で人々は生活している。インダストリアと違って電力が無いため、文明レベルは産業革命以前といったところであり、牧歌的でおだやかな場所である。

残され島

コナンが生まれ育った絶海の孤島。島の真ん中にロケットが逆さに突き刺さっているシュールな外見の島である。最終戦争の末期、地球を見捨てて脱出しようとして失敗し、不時着したロケットの乗組員達が開拓した島である。コナンと育て親のおじいを残して乗組員はみな病死してしまった。

ギガント

インダストリアの地下に眠る巨大空中要塞。超磁力兵器を内蔵した最後の戦闘機であり、行政局長レプカはこれを利用し地球に点在する有人島を支配下に納めようとしている。

外部リンク

未来少年コナン公式サイト(バンダイビジュアル)

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