“After all, tomorrow is another day.”
概要
スカーレット・オハラとは、マーガレット・ミッチェルの長編小説『風と共に去りぬ』の主人公。スカーレットはミドルネームでファーストネームはケイティだが、こちらの名で呼ばれることはない。
映画版ではヴィヴィアン・リーが演じたことで、現在もこのイメージが浸透している。
若いころからその魅力で周りの男性を虜にしてきたが、彼女が想いをよせているのはアシュレ・ウィルクスのみ。(容貌に関しては、原作と多くの映像化・舞台化では違いが有り、原作では最初に「美人ではなかったが、その魅力の虜になった男にとっては、そんな事はどうでも良くなる」と明記されている)
そんなアシュレが彼の従姉妹メラニー・ハミルトンとの婚約を発表する。アシュレが自身に惹かれていながらもメラニーと結婚するということに著しい憤りを覚えたスカーレットは、当て付けとしてメラニーの兄と結婚。
タラを守るために妹の許嫁で商店を営む男を強奪し、二度目の結婚をする。
そんな彼も報復の敵討ちの戦いで死亡。
その後アシュレのから散々腐れ縁だったレット・バトラーと三度めの結婚。
しかしケンカが絶えず、流産がきっかけで夫婦仲は冷え切ってしまう。
最後はレット・バトラーも出ていくことになり、その時にレットの愛に気づくが時すでに遅し。
彼女はタラの復興を考えやり直す決意をすることになった。
南北戦争など歴史に翻弄されながらも力強く生きようとした女性として描かれている。