概要
1980年代前半のスペースオペラを代表するSF小説の1つ。挿絵は安彦良和が担当している。
1979年に細野不二彦画で漫画化、1983年にアニメ映画化、1989年にOVA化もされている。
『クラッシャージョウ REBIRTH』というタイトルで、講談社『イブニング』に2017年から連載されている。
劇場版
1983年春に公開され、後の『ダーティペア』アニメ諸作品と同様、原作エピソードを一切使わない完全オリジナルストーリーで話題となった。
実は『機動戦士ガンダム』や『サイボーグ009』と同時期の1979年から製作が始まっており、諸事情で完成まで4年も掛かってしまったと言える。
製作が長期化しただけにコルドバの旋回シーン等作画クオリティーが高かったが、如何せん興業成績が製作長期化で公開延期となっていた『宇宙戦艦ヤマト完結編』※と、角川初のアニメ映画『幻魔大戦』に大きく水をあけられたものの、アニメファンからの高い評価を集め、『アニメージュ』が主催する第6回アニメグランプリ大賞を獲得した。
※『宇宙戦艦ヤマト完結編』は当初1982年夏に公開予定だったが製作長期化で公開延期となり、もし予定通り公開されていたら『伝説巨神イデオン接触篇』『発動篇』の興業成績が危うかったかも知れない。
主な登場人物
- ジョウ(CV:竹村拓)
- タロス(CV:小林清志)
- リッキー(CV:小原乃梨子)
- アルフィン(CV:佐々木るん)
- ドンゴ(CV:二又一成)
- ダン(CV:久米明)
- バード(CV:小林修)
- コワルスキー(CV:納谷悟朗)
劇場版ゲストキャラ
OVA(氷結監獄の罠)ゲストキャラ
OVA(最終兵器アッシュ)ゲストキャラ
関連タグ
針井佑 - REBIRTH版作画者
ダーティペア - 同一の世界が舞台で、本作の20年前という設定。
無敵超人ザンボット3 - 神ファミリーのコスチュームが本作で流用されている。