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前後のストーリー


概要編集

スーパー戦隊第46作目『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン46話。2023年1月29日放送。

獣人を巡る一連の騒動に、いよいよ決着がつく回。


あらすじ編集

脳人監察官ソノシ達が現れたのは、元老院に脱落者と判断されたソノイ達を処刑するためであった。脳人の攻撃を受けて消滅した雉野つよしは永遠に闇の空間をさまようことになるという。ソノイ達はドンブラザーズに手を組もうと持ちかける。一方、ドン家の者として獣人を生み出した責任を取ると、折り紙を口に入れた桃井タロウ獣人の森で目覚める。犬塚翼等が森を訪れると、守り人となったタロウがいて……


主なドンブラ中毒編集

  • 今回のタイトルは東映公式サイトのドン45話のページで判明。
    • 情報ソースとして、とあるフィギュア誌について触れている。


  • また真実を知った犬塚翼、ジロウにルミはいないと訴えるがまるで信じて貰えない……みほの時のデジャブ?
    • ジロウからは「大体本当にいるんですか?みほさんとか夏美さんとか、ちょっとおかしいですよ?」と言われる始末。いくら自分が会ったことないからといって……
    • ちなみに翼の説明はいつもの通り「ルミはいない」「お前おかしいぞ」と叫ぶだけのもの。もうちょっとちゃんと説明しようか、ワンちゃん

  • ソノイ達がいつもの部屋からボッシュートの如く追放されたのだが、その後ソノシ達が悪意に満ちた笑顔で順番にズームし悪趣味な発言をするという気持ち悪過ぎる映像が出てくる。お茶の間の良い子号泣シリーズになってBPOに注意されそうな事態に。
    • なお、この時ソノロクがソノイ達を煽る際、演者である小柳氏のシャウトが強かったからか音割れが起きている

  • ドンブラザーズとの共闘のために喫茶どんぶらに向かったソノイ達だったが、過去に多くの人間を消去してきたことを指摘した真一から「誠意を示してほしい」と言われる。ソノニは真一に俳句を教えてくれと懇願し、流されそうになるが却下。そしてマスターは「人間世界の誠意とはお金だ」と言い出すが、誠意とはそういう意味ではないと真一に咎められる。
    • ちなみにソノイの台詞から、やはりつよしは異空間に幽閉されていることがはるか達にも伝えられた。だが映像を見る限りだと微妙に気持ちよさそうに眠っている

  • この回で脳人は元老院から支給金を貰っていたことが判明。脳人三人衆はというと、ソノザは漫画の勉強のため古本屋で漫画を買い漁り、ソノニはエステ、ソノイに至ってはおでん……三人揃ってとんでもない無駄遣いである。
    • 東映公式HPでの説明では、元老院は「カツサンドを買いに行ってるのでは?」とも記載されている。かなりガツガツ食べていたので想像は難くない。

  • 寺崎とは別のペンギン獣人にコピーされたタロウ……と思われたがなんとタロウはペンギンの意識を乗っ取っていた。神に代わって剣を振る男とか1000年に一人の天才如く快挙である。
    • ちなみにそれを促したのは、なんとみほのビンタ。東映公式HPでは「大事な大事な分岐点ビンタ」と称されている。

  • つよしの書いたポスターを背に「人は悲しい。そしていじらしく愚かだ」と呟くみほ。つよしと過ごした一年弱の結婚生活が、みほにも変化を与えたのだろうか?
    • 上記のセリフをつよしのことと解釈するのであれば、自信をなくし落ち込んだり、妻のために暴走を繰り返す彼をいじらしい=かわいいと思っていたことになる。案外お似合いの二人だったのかもしれない。

  • ゴールドンモモタロウにチェンジし、全ての獣人が森から出ることを禁ずると宣言したタロウ。その尊大過ぎる迫力に恐れをなした獣人達は一目散に森の奥へと逃げていき、この時に放たれた金色のオーラによって全ての折り紙が消滅し、獣人にコピーされた人々を開放することに成功する。
    • この時のタロウはマスクオフした状態であったが、これは「樋口自身に、このセリフ(=獣人への演説)を言ってもらいたい」という製作陣、というより井上敏樹大先生の意向によるもの。

  • 前回話題に出ていた許しの輪とは、脳人に消された人々を異空間から開放するためのシステムだった。何故それが獣人の森にあったのかは不明だが、ソノイはそれを使いつよしを初めとした人々を開放。彼なりの「誠意」を見せるのであった。
    • その人々の中にはドン1話でベニツ鬼と化したタクシードライバーの男とシソツ鬼と化したはるかの同級生・吉岡、ドン8話で魔進鬼と化した画家の男・榊の姿も確認できる。また、ドン3話で快盗鬼と化したクロクマらしき人物も見られ、東映公式HPにおいて「実はしっかり居たりして……」と、無事に現実世界に戻れたとアナウンスされている。
    • これによって前話で消滅したかに見えたつよしも当然戦線復帰。直ちにキジブラザーに変身し、「皆さん逃げてください!」と元ヒトツ鬼の人たちに戦場からの退避を促すという、普通にヒーローらしいことをやっている。

  • 猫獣人達との乱戦の最中、コピー元の人々が森から解放されたことで不可殺の効果が切れたことを知るみほ。しかしそれは自分自身にも適用されており、一瞬の隙を突かれ……

  • 全てが終わった後、ついに翼は夏美と再会を果たす。そしてその裏で、力尽きたみほ=獣人の夏美は独り静かに川に映った満月=眠りの森へと消えていくのであった。今際の際に彼女は何を思ったのか、それは「真冬に流れた夏の夜の夢」だったのかもしれない……
    • 最後までつよしに真実を告げぬままだったのが後の展開にどのように影響するのか……

  • 一方、ジロウは寺崎から真実を告げられてもなお信じなかったが、番人としての役目を終えた寺崎の死と同時にジロウの目の前でルミを始めとする仲間たちがジロウへの応援の言葉とともに消失してしまう。皮肉にもタロウ達を招いた結果、獣人問題が解決する代償として故郷も家族も仲間さえも全て失うというとばっちりを喰らう羽目になったジロウ。その胸中にあるのは真実への憤りか深い悲しみかそれとも……
    • 尚、この顛末についてはさしもの井上大先生からも「さすがにかわいそうだからこの展開はやめた方がいいんじゃないか」との声もあったが、最終的に「この方が面白そう」という理由で決行することになったという。まさに鬼畜。ちなみにこの展開を実行してもしなくても大丈夫なように、ジロウ以外のキャラがルミ達と一緒に映るシーンが無いように調整していたとのこと。

余談編集



関連タグ編集

暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドンブラ中毒

真夏の昼の正夢:同じくサブタイトルが夏の夜の夢に由来するエピソード。風評被害を受けたのは言うまでもない。

帝王トランザの栄光ガラスの幸福最後のメール:同じ脚本でタイトルと結末がこれに匹敵する(尤も最初こそ「偽物」だった彼女が最後に人の心を知り、己の目的を全う出来た分よりはまだマシな結末なのかもしれないが……)。

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