概要
眠りの森のどこかに隠されている道具。
見た目は青や緑等カラフルな正方形で構成された輪であり、脳人を象徴するキューブ(立体の正方形)と獣人を象徴する折り紙(平面の正方形)を組み合わせたかの様。
この輪を使用すると、これまで脳人が消去してきた人間を全員元に戻せられる。そんな重要かつ脳人の活動意義を根底から覆してしまう代物故か、ドン王家の負の遺産である獣人の幽閉された禁足地=眠りの森に事実上投棄する形で隠されていた様子。
ドン46話において、介人からの「ドンブラザーズと脳人三人衆が和解するためには “誠意” が必要」との助言を受けたソノイが、桃井陣が投獄されているアバター刑務所に出向き、森への入り口を解放させた後に自ら眠りの森に踏み込んで探し当てると、自分なりに考えた “誠意” として〈許しの輪〉を回し、今まで自分達が消去=キューブに閉じ込め永遠の闇を放浪させていた人間を一斉に解放する行動を起こした。
そして、ソノイの行動を間近で見たペンギンの獣人/寺崎は感慨深そうに「脳人も変わったのか……」と漏らしながら静かに消滅して逝った。
関連タグ
わなげチョコ:視聴者からは「これに似ている」と言われてもいる。当然この人の片目ではない。
TOKYOMX:アイコンが何気にこれと似てる。
罪を憎んで人を憎まず:おそらく、名前と効果の由来。そして、かつての脳人達とアノーニのモチーフになっている、実在の人々に決定的に欠けているものである。
大巨神:ヤットデタマンに登場するロボット前述の言葉が口癖で最終的に反省して帰ろうとするが、その後、悪口や嫌味や陰口を言いこれがバレるとひどい罰を食らわすためある意味これを具現化させたと思われる。
愚者の棺:インタビューで「開けてはならないもの」とされた理由が、許しの輪が獣人の森に封印されていた理由と概ね同じ。ただし、許しの輪は遥かに健全な結果を与えた。