前後のストーリー
概要
スーパー戦隊第46作目『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン11話。2022年5月15日放送。
翼の元に全員集まる回再び。案の定情報量が大渋滞している。
あらすじ
その日、大衆食堂でアルバイトをしていた犬塚翼はいつものように警察に見つかり追われていた。
そこには狭山刑事の姿もあったが、何か様子がおかしい。
まるで野獣のようなパワーを発揮する狭山刑事によってあっという間に追いつかれ、口の中に何かを入れられた翼は急な発熱によって消耗し、雉野つよしの住むアパートへ向かう。
容態の悪い翼を発見したつよしは突然の事態に桃井タロウに助けを求めるが、配達業務で忙しいため代わりに鬼頭はるかと猿原真一を見舞いに向かわせる。
一方、脳人達は獣人(じゅうと)と呼ばれる存在の脅威に対して「守護人」の助けを求める。
その守護人とは、タロウの育ての親・桃井陣であった…。
主なドンブラ中毒
混沌とした展開からの容赦ない未来を示唆するカオス回。
- 脳人側が陣と面会。獣人について問うが、結局具体的な対策は時間切れで伝えず。代わりにその習性は教えるのだが意味は教えない(公式サイトで強さのランクである事が判明)。
- 延々と折り紙を折る獣人。前話で暴れたのにまったく問題になっていない。
- 指名手配中なのに堂々とバイトしては皿を割る翼。そして獣人の被害にあうバイト先の食堂。
- 獣人によって口の中に折り紙を突っ込まれる翼。その後高熱を出しつよしの家に直行。
- 鎖鎌をタロウに「修行場」まで配達してもらう限界忍者ヲタクのおっちゃん。一部視聴者いわく「忍具も配達される時代か(笑)」。
- タロウに鎖鎌投げちゃう限界忍者ヲタクのおっちゃん。そしてタロウに受け止められて「忍者ごっこもいいが、度を越さない方があんたのだめだ」と痛すぎる正論の忠告をされる。危ないもんね。
- 衰弱した翼と再会するつよし。ホント関係者とよく出会う男である。そしてつよし宅にメンバー集結。イヌ回はメンバー集合するのがノルマなのか。
- はるかがタロウの代わりにつよしのサポートに入るが、病人ほったらかして嫁自慢するつよしに辟易するはるか。というかそこまでにしとけよつよし。
- 意識が朦朧とする翼が人違いではるかに抱きつき、容赦ない制裁をくらう。一応病人なので吹っ飛ぶぐらい渾身のビンタは普通にヤバい。つーか話してないでさっさと翼を看病してやれよ……
- そして急に正気に戻った翼に蹴られるはるか。今日のノルマ達成である。
- そしてこの混沌の坩堝に『猿』が投入される。もっとも状況が状況なだけに的確な指示を出している。教授の名は伊達ではなくおふざけ0で看病を真面目に行っていた。
- 手裏剣鬼と戦う事になるドンモモタロウ。結果的だがマッチポンプ三度目。
- 転送は変身を解けば戻れることが発覚。しかも描写を見る限り外したアバタロウギアを拾っていない。
- なお他メンバーが変身、戦闘中の場合は自らチェンジすると同時に他メンバーのところへワープできるらしい。
- つよしがキジブラザーである事を完全に覚えていないはるか。顔がへのへのもへじならぬ^キ^キ ジ(公式の表記はへのへのきじじ)で覆われたうろ覚え状態。
- おかゆを作るため昆布で出汁を取ってる間に戦闘に行く鬼猿コンビ。 鍋を火にかけたまま外出すな。
- まきびしで足裏がえぐい事になるキジブラザー。仮病で翼の為に薬をもらう予定が仮病でなくなった。更に翼用の薬を貰うという作戦を忘れ…
- 寝ている人間にタライで薬を流し込む(描写的におしぼりを絞った水っぽい)。普通に肺炎になる危険行為だが、タライで流し込んでいる時点でそれ以前の問題。
- しかも飲んだのは下剤。超即効性だったのか病人がトイレにダッシュする事態に………
- 戦闘と看病を行き来していた為に、鬼猿コンビがかけたままの火を止めようとしてつよしが傷に熱湯をかけるトラブル、でもって召喚されてからのキジ手裏剣とろくでもない事になってる。かつてのオウンゴールの件もあるとはいえさすがにオーバーキルにも程がある。
- 変身状態でもおまじないとして頭に乗せていた塩が乗っていたという何とも言えないシュールな正体バレ。むしろあれだけ伏線チラつかせてたのに何故ここまで誰一人気づかなかったし。
- みほの正体が………
- 復活のイヌブラザー。そして蹴られるキジ。そして目がぁぁぁぁあっ!!
- からの怒涛のロボタロウ組によるとどめ。
- 踏んだり蹴ったりな目に遭ったつよし。しかしそんな彼に残酷な未来が待っている事を示唆する容赦ないラスト。ご陽気なエンディング曲をサビでぶった切り、夕暮れのオレンジから薄暮の青に移り変わる中、何処かから響いてくる赤子の泣き声をバックに電気もつけずに雉野家でおこなわれているそれは、大人でもビビるホラー展開。(じかーいじかいでED曲再開)
- 公式サイトのあとがきで「アイエエエ! ニンジャ!? ニンジャナンデ!?」を合図に笑うしかない忍者繋がりのネタをこれでもかというほどの連発。とにかくボケが長い(以下がそれ)。
- そんな大スターのニンニンニンジャリバンバンですが今回出現した手裏剣鬼の元ネタは、勿論この戦隊!!アイアムニンジャオブニンジャ!!
- 電撃稲妻熱風! 電撃稲妻熱風!!
- じゃあ宇宙ニンジャだ! 宇宙忍者バル〇ン!
- 新作公開おめでとうございます!次は暴太郎戦隊シン・ブラザーズとかどうですか……ってそうじゃねぇ!!
- 「逆だったかもしれねぇ…」
- 忍び手、暗刃……ぶっこr···真実(マジ)かよ桃井クン……
- じゃあこれだ! ヤーパン忍法食塩落としィィィィー!!!!!!!!
余談
サブタイトルの元ネタはことわざ『鬼の霍乱(おにのかくらん)』。
ここでの鬼とはもちろん鬼頭はるか……ではなく、「普段病気にかからないような元気な人」のこと。
霍乱とは暑気あたり、今で言う下痢・嘔吐・熱中症などの総称。
合わせて、「普段は丈夫な人が珍しく病気にかかること」という意味になる。