概要
ドン9話「ぼろたろうとロボタロウ」より判明した桃井タロウの弱点の一つ。
桃井陣によると、タロウの持つ超パワーの反動により、数年に1回はこの状態に陥るとの事。
具体的には、普段の明るさが嘘の様に消え、まるで風邪を患っているかの疲労感と倦怠感に苛なまれて無気力になってしまい、普段何気無くやっている行為すらもままならなくなってしまう等、その様は正に病人。
ドンモモタロウに変身した際も、悲しみなBGMと共に、いつもならド派手に出陣を彩る天女は老け込んでしまい、神輿も単に布団が敷かれた戸板に変わり、担ぎ手の男衆もだらしない姿格好のチンピラに成り果て、愛用している扇子も破れまくりな見窄らしい代物になってしまう。
さらに、天女は紙吹雪の代わりに枯れ葉を撒き散らした挙句 ながらスマホをする、男衆は気怠げでやる気が無い態度な上に、神輿……代わりの戸板から落ちたタロウに対して、担ぎ手達は暴言を投げ掛け、天女はタロウの無様な姿を撮影する等、平常時と比べて見ても無愛想なんて生易しいモノではなく態度が極端に悪い有様へと大幅にグレードダウンしてしまう。
当然著しく弱体化して、ヒトツ鬼相手にもロクに戦えなくなってしまう。
この状態から回復するにはきびだんごを300個食べる必要がある。
しかも、ちゃんと杵と臼を用いて生地を作るという手順を踏まえた物でないとちゃんと回復したことにはならず、数もきっちり300個食べなければ、仮に回復できても短時間で再び“ぼろたろう”状態に逆戻りしてしまう。
ただし、お供の助けが1個分の代わりになることもある。