「私は人類の望みを叶えたいだけなんです。美しい平和な世界…あなたはそれを否定するのですか?」
演 / CV:神保悟志
概要
10年後の世界で登場し、「蛮機族ガイアーク」に代わってゴーオンジャーと敵対する敵組織「エレ機族ゾンターク」の「闘首」…すなわちリーダー格であり、自らをヒューマンワールドに平和をもたらす革命戦士と名乗る。
慇懃無礼な性格で敵対者に対しても敬語で話す。
普段は特殊なスマホであるノイズマホを使って「レッツ・ゾンターク」という掛け声で人間に変身し、「野泉進一郎」と名乗って政府の防衛大臣の要職に就いている。
武装はノイズマホと自撮り棒型のジドリックボー。グレイズキーと野泉チルドレンと武器を合わせることで「ゾンタークレボリューション」という合体技を放つ事も可能。
鎖国バリアを張ることでヒューマンワールドを封鎖する事により、異次元からの侵略を防ぐ一方で、携帯電話も財布も身分証も持ち歩く必要のない万能なNチップを配布することで、人々からの絶大な信頼を得ている。
しかしそれは、Nチップをグレードアップすることによって日本全土の人間を支配する「野泉チルドレン化計画」を引き起こすためだった。
その中継地点として東京エコダワーを建設する。
この事実は既に須塔大翔に看破されていたものの、空からベアールVが落ちてきて、これに彼が巻き込まれた事を好機として鎖国バリアを発動。そしてゴーオンジャーやゴーオンウイングスを最大の障害とみなし、彼らを平和の敵に貶めた。
鎖国バリアの影響により、ゴーオンジャーは炎神たちとの繋がりを絶たれ、パワーが大幅にダウンした状態での戦いを強いられた。
そして江角走輔ら4人のゴーオンジャーと須塔美羽が大翔を通じて真実を知ると、彼らを抹殺せんと副闘首グレイズキーと共に活動する。
しかし、一度は野泉チルドレンに変えた楼山早輝が分離して元に戻ってしまい、そのままゴーオンジャーに復帰し、グレイズキーが倒されては、自身も鎖国バリアのコントローラーでもあるノイズマホをゴーオンレッドに奪われる。
その際、ノイズマホを破壊しようとするゴーオンレッドに対し「鎖国バリアが無くなれば、この世界にはまた昔の様に次々と敵が襲ってきます。永遠に平和は来ない…」と警告した上で、先述の台詞を口走るが、自分たちには既に志を受け継ぐ者がいると走輔に拒絶され、ノイズマホを破壊された事で鎖国バリアを解除され、最期は7人と7体の炎神が「ミラクル炎神合体」したエンジンオーG7の「10yearsグランプリ」が直撃し「見事だ…おめでとう…感動したー!」と断末魔を叫び爆散した。
また、倒されたことで東京エコダワーの起動も停止し、「野泉チルドレン化計画」も失敗に終わった。
関連タグ
グルジェフ:平和の名のもとに人々を支配している点で、ある意味同業者。
小泉純一郎:名前の元ネタ。断末魔の叫びも彼が朝青龍の優勝を称えた「新記録、大記録、見事だ。おめでとう」と、貴乃花の優勝を称えた「痛みに耐えてよく頑張った、感動した!」が元ネタ。後者は2001年の流行語にもなっている。