概要
Vシネマ「帰ってきた獣電戦隊キョウリュウジャー100YEARSAFTER」に登場する100年後のキョウリュウジャーのメンバーの一人で、変身者は100年前にキョウリュウレッドだった桐生ダイゴのひ孫のダイくん。
その姿は、2014年2月8日にyoutubeの予告映像で初公開された。
劇場版「獣電戦隊キョウリュウジャー GABURINCHO OF MUSIC」に登場したデスリュウジャーとは違って、こちらは正常なトバスピノ獣電池とガブリボルバーを使って変身した姿で、正規のトバスピノの相棒となるキョウリュウジャーである。
後にダイくんが本来の色=赤色を取り戻し、キョウリュウレッドとなった為、劇中では何の勇者であるかは語られなかった。その為、キョウリュウジャーの中では唯一、最後まで正規の変身者が登場せずに終わった戦士である。
そもそもトバスピノの獣電竜としての力の不安定さを考えると、本来はトバスピノの相棒たるキョウリュウジャーの誕生自体が想定されていなかったと思われる。
容姿
大まかな見た目はデスリュウジャーと同じだが、デスリュウジャーで赤色だったヘルメット部分のラインが銀色になり、同じく赤色だった二の腕部分も青色になっている。
また、右腕に装着されていた金色の背びれのようなアーマーがない他、胸の金色だった部分が通常のキョウリュウジャー同様銀色になっている。
戦闘力
メイン画像では、デスリュウジャーが使用していたフルートバスターを持っているが、本編ではデーボス軍の装備であるフルートバスターなど当然ながら持っておらず(そもそもブレイブ39の戦いでフルートバスターは失われている)、他のキョウリュウジャー同様に基本装備であるガブリボルバーを武器として使う。
一方で、ガブリカリバーやアームド・オンは使用しておらず、そもそもアームド・オンができるのかも不明。
変身者が、かなり臆病な性格かつ自分に合ったカラーリングに変身していない等の事情が重なり、本編ではまともな活躍は与えられずに出番は終了する。劇場版でキョウリュウジャーを苦戦させたデスリュウジャーとは、色んな意味で対照的だと言えよう。
余談
紺色の戦士はクワガライジャー以来12年ぶりで、通算2人目となる。
ただし、『手裏剣戦隊ニンニンジャー&スーパー戦隊 超ひみつ300』(講談社)では、本作のシアンやネイビーは全てブルーの戦士扱いになっている。
スーツは、見た目の通りデスリュウジャーの改造。
出番はかなり少なかったが、『レンジャーキーセット 獣電戦隊キョウリュウジャー デーボス』にて、レンジャーキー化されており、造形の関係から肩のフィンはオミットされている。
玩具では、トバスピノ獣電池を「変身銃ガブリボルバー」にセットすれば変身遊びが再現可能。
しかも正式登場前の2013年8月10日(「獣電竜シリーズ00 トバスピノ」発売日)の時点で、この組み合わせで遊ぶ事ができた。