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「気安く俺の後ろに立つんじゃねぇ。これだけは言っておく。ターボレンジャーは必ずこの俺が倒す。今まで俺の手から逃れた奴は誰もいない!」

CV:岸野一彦

登場話:第43話「6人目の戦士!」

概要

暴魔獣の1体で、暴魔百族一の殺し屋」と呼ばれる凄腕のガンマン

白と黒のストライプが入った身体の各部位を黒いプロテクターで覆った姿をしており、首周りには弾倉が有る。

煙草を吸い、一匹狼を気取っているが正々堂々と戦うことを生き甲斐とする性分の持ち主で、複数の銃器を操る能力と、ブルーを超える早撃ちでターボレンジャーを追い詰めた。

活躍

射撃の練習を行っている所へ現れたズルテンにターボレンジャーを倒すようにせかされるが、「貴様の指図は受けん」と言ってズルテンに銃を向け、そのまま木陰から様子を窺っていた達のクラスメイトである健一の側に銃弾を放つ。

「弱過ぎる。こんな奴を倒しては我が銃の汚れ……」と言って腰を下ろす中、ズルテンは健一を始末しようと追い掛け、ズルパッチンを放つ。

そこへ洋平が健一を助けに現れ、ブルーターボに変身してウーラー兵を倒して行くと、ガンマンボーマはブルーに早撃ち勝負を仕掛けて見事に負かし、そのままブルーを追い詰める。

だが、駆けつけたレッド達4人に妨害され、ターボレーザーに怯んだ隙に健一共々逃げられてしまった。

その後、ズルテンに暴魔城まで連れて来られてヤミマルと面会すると、「ガンマンボーマのガンさばきの前には、ターボレンジャーもタジタジだったぜ」とズルテンからその腕を絶賛される。だが、「どうかな? 奴等を甘く見ると、痛い目に遭うぞ?」と、不意に背後に立ったキリカから忠告されたことで彼女に銃弾を放ち、上記の台詞を放ち返す。その様子を見て、ヤミマルは「大した自信だな。面白い。貴様のお手並み、じっくりと拝見させてもらおうか!」と鷹揚な態度で檄を飛ばすのだった。

再び出撃したガンマンボーマはズルテンと共に洋平と、彼からターボブレスを奪ってブルーターボに変身した健一の前に現れる。実は健一も幼少の時に妖精パワーを浴びて変身資格を得ており、弱い自分を馬鹿にする周りを見返したい一心で力達の仲間になりたがっていたのである。

現れた暴魔百族に立ち向かう健一だったが、相手の攻撃に脅えて戦意喪失。一方のガンマンボーマも相手に容赦無く銃弾を浴びせ、間に入ってかばった洋平を負傷させると同時に捕縛してしまう。

「仲間に伝えろ!こいつを助けたくば、三日月ヶ原に来いとな!」

そう言ってガンマンボーマは正式なブルーの変身者である洋平を拉致し、その場は撤退した。

程無くして三日月ヶ原に達4人がやって来ると、捕えていた洋平を解放。変身した向かって来る4人を正面から堂々と迎え撃ち、そのまま追い詰めて止めを刺そうとする。

そこへ健一が現れてブルーターボに変身して向かって来たため、銃弾を浴びせて迎撃する。

弾丸の雨をその身に受けながらも、負けじと懐に飛び込んだ健一は、自ら発明した銃弾をガンマンボーマにこれを持ち弾の中に仕込む。

そして力を使い果たして変身が解けた健一は、ターボブレスを洋平に返却。改めてブルーターボに変身した洋平はJガンでガンマンボーマと銃撃戦を繰り広げるが、ガンマンボーマの方が銃の腕は上で、次第に追い詰められてしまう。

だが、ガンマンボーマが健一の発明した銃弾を放った途端に銃は暴発。この一瞬の隙を作ることこそが健一の狙いだった。

銃の暴発でガンマンボーマに隙が生じると、それに乗じてブルーはJガンで攻撃。怯んだところに5人が放ったVターボバズーカにより、ガンマンボーマは撃破される。

直後にラゴーンの亡骸が放った暴魔再生巨大化光線により再生巨大化する。ターボロボとの接近戦を経て銃撃戦を繰り広げ、持ち前の銃の腕で相手を圧倒するも、ターボロボが地面を撃ったことで上がる土煙で視界を奪われ、相手を見失ってしまう。そしてその一瞬を突いたターボロボに上から高速剣で叩き斬られ、最期は止めのターボクラッシュを喰らって爆散した。

余談

モチーフは名前通りのガンマン

声を演じた岸野氏は第8話のヤシキボーマ、第16話のコブボーマ、第18話のカセキボーマ、そして第26話のフジミボーマの声を演じていた。

次回作である『地球戦隊ファイブマン』ではガガーギンライオギンワニカエルギン、そしてヒョウコブラルギンの4体の怪人の声を担当することとなる。

このガンマンボーマが80年代の最後に登場した戦隊怪人となる。

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