概要
熟練のシスの暗黒卿が使用する、フォースを物理的な電撃に変換して放つ技のこと。
拷問に使用することもあるが、ダース・シディアスほどの強力な使い手ともなると、その気になれば生物を感電死させるのみにとどまらず、多数の戦艦や戦闘機をまとめて沈黙・撃沈させることさえも可能とする威力を発揮する。また、シディアスはフォース・ライトニングやフォースの念動力で相手を仕留めることができるため、ライトセーバーを普段あまり使用しないとされる。
熟達したジェダイであれば、ライトセーバーで防御したり、ライドサイドのフォースを用いて相殺・反射することができる。
主な使用者
など
余談
ダース・ベイダーは劇中でフォース・ライトニングを使用しない。ベイダーほどの強力(エピソードⅣ以降でシディアスの8割程度の実力)なシスがこの術を使用できないとは到底考えにくく、長年ファンの間で議論になっている。特に有力なのは、「サイボーグである自身の生命維持装置に悪影響を及ぼすため使用しない」という説(エピソードⅥでのベイダーの死因も「シディアスのフォース・ライトニングで生命維持装置を破壊されたことで、呼吸できなくなったため」である)。
ダース・モールも、正式なシスの教義を伝授された暗黒卿でありながら使用しない。戦闘において剣技・体術を重視しているからだろうか。
スピンオフ作品での設定であるが、レジェンズ(非正史)における壮年期のルーク・スカイウォーカーは、相手を生かすことも殺すこともできる緑色の電撃「リビング・フォース・ライトニング」を使用する。ライトサイドとダークサイド、2つの道を経験した者だけが習得できる究極の奥義である。