概要
88星座のひとつ。トレミーの48星座にも含まれており、日本では秋に見ることが出来る。
ペガスス座のすぐ近くに位置し、頭の星アルフェラッツ(アラビア語で馬のへそ、もともとペガスス座の星でもあったから)と秋の大四辺形を構成する。
星座神話
アンドロメダの母、カシオペアは古代エチオピアの王妃だった。娘を溺愛するカシオペアは「お前は海の妖精よりも美しい」と失言してしまい、それを聞いた海神ポセイドンは怒って巨大なクジラをエチオペア沿岸に送り込み、大津波を起こさせた。
ポセイドンは「国を滅ぼされたくなかったらその美しい姫とやらをクジラの生贄にして見せろ」と言い放ち、国を守るためにカシオペアと夫のケフェウス王は泣く泣くアンドロメダを海岸に磔にする。
しかしそこにたまたま魔女メデューサを倒して帰国する最中だった英雄ペルセウスがぶらりと立ち寄り、アンドロメダを救うべくメデューサの生首をクジラに見せつけ、石に変えて殺してしまった(これには諸説あり、頑張って手持ち武器で攻撃し続けて失血死させたという伝承もある)。
この一件からアンドロメダはペルセウスに恋に落ちて終生の伴侶となり、ペルセウスが事故を起こして失脚した後も彼を支え続けたという。