概要
ブンブンキラーロボと同様に、ブンブンチェンジャーを模してハシリヤンの改造隊長・キャノンボーグが製造した、キラーロボの召喚・起動端末。
作中ではハシリヤンイグニッションキーと同様に、主にイターシャが管理・使用する。
模倣元が経年等で錆び付き、外装がボロボロに劣化した様な外見で、どことなく大口を開けた怪物の顔にも見える禍々しさも有する。あるいはアクセルメーターを急加速時の炎のイメージに重ねる形で炎を噴く双眸を表現、苦魔獣の顔をイメージしたデザインなのかもしれない。
名前の由来はおそらく、ブンブンジャーの「ブンブン」+危険を意味する「デンジャー」(DANGER)であると見られる。変身アイテムではない事を強調しつつ、リデコ元と名前を似せた、秀逸なアイテム名である。
Final LAPではライトニング・テックによって、ワルイド・スピンドー専用機がもう1台作られている。
機能
ブンブンチェンジャーと同様に上部のペダルを押すことで操作し、単体では先述の通りキラーロボの起動・発進、操縦席内ではキラーミサイルなど各種兵装の起動を行う。
オリジナルたるチェンジャーとは一部機能が共通しており、製作者が違えど同じシステムだからか作動時にはブンブンシグナルが発生するほかチェンジャーと同じ通信回線にアクセスできる(おそらくブースターやコントローラーともリンクできると思われ、一歩間違えればブンブンジャーともコンタクトしてしまう可能性があるとも)ため、バクアゲ30では範道邸に通信を入れて「届け屋」の依頼を入れた。(通信を受け取ったのがどこか抜けているブンドリオだったから良かったものの、仮に受信者が大也や射士郎だったら罠と勘ぐられ、作戦が破綻していたかもしれない…)
さらにブンブンカーのスターターとも互換性があり、チェンジャーやブースター同様裏面にスターターをセットすることで『カージャック!』の音声と共にセットしたスターターのブンブンカーを召喚可能。同話では錠がポリスに合体しようとブンブンパトカーのスターターを取り出した瞬間をつきヤルカーが奪取、セットしてブンブンキラーロボポリスへと合体した。
キラーロボの真の開発者である内藤がバクアゲ34にて「子供たちの為にブンブンカーを展示会に貸してほしい」との口実でクラシック、ポリス2、ショベル、ドーザー、サファリを借り受けた際、細工を施してありスターターを使わずともデンジャーを操作することで操作の主導権を奪えるようになっている。
立体物
プレミアムバンダイ限定商品『DXブンブンキラーロボ&ブンブンデンジャー』として販売。ペダルを押してキラーロボ召喚音、合体音、攻撃音が発動。
全てのブンブンカーを認識するが音声はキラーカー用の『イグニッション!』とブンブンジャーのブンブンカー(及びサンシーターカー)用の『カージャック!』のみ。
もともとブンブンジャーのアイテムでないからか、DXブンブンチェンジャーのベースパーツやDXブンブンハンドル、DXブンブンチェンジアックス(及びズンズンショウカブラスター)にはセットできるが後者の音声が鳴って音声面での連動はない。
下部タイヤを回すことでサンシーターの音声を聞くことができ、ブンブンキラーロボの背面にセットした場合は必殺技···ではなく14話でのやられ台詞が鳴る。
2024年11月2日にDXブンブンキラーロボは店頭発売がスタート(公式サイトやTwitterでは特に上記の匂わせ以外ではっきりとした告知はなかった)されたが、一般販売版にはブンブンデンジャーは付属していない。