テクノクラート【technocrat】とは、技術者・科学者出身の、また高度の専門的知識を持った行政官・高級官僚を意味する。
ここではそれを社名に据えた架空の企業について解説している。
テクノクラート社とは、ARMORED CORE 4の世界に存在する企業。
続編のARMORED CORE for Answerにも登場する。
ロシアの国有企業が母体と成る軍事企業で、元々はイクバール社の子会社。
しばしば変態疑惑が浮上している。
上記の通り母体が国有企業なのにもかかわらず、国家解体戦争に於いては親会社のイクバールと共に企業側として参戦している。
半ば国家が破綻しかけた世界情勢に加え、ネクスト技術を持つ子会社なのだから、当然と言えば当然なのだが。
開発・販売している兵器は無誘導のロケット類のみ。
レイレナード社開発のフラッシュロケット以外は全てこのテクノクラート社製であり、圧倒的なシェアを持つ。
割と高い火力と衝撃力を備え、加速するにつれ威力が増加する特性があり、連射も出来る優れもの。
ただし、ミサイルと違って目標を追尾しない。
照準も存在せず、展開すると現れる線上のガイドを目安に、自分で合わせなければ成らない玄人兵器。
AC4時代はレギュ更新の度に攻撃力等々が上昇したが産廃路線から抜け出せず、社名よりも所属するリンクスの方が有名と成る有り様。
ユーザーからはテクノラートやテクノアラートと社名を間違えて憶えられる事もあったとか。
リンクス戦争を経てACfaにも引き続き参戦したが、子会社と言う立場も産廃確定な性能も全く変わらず、逆に弱体化。
1.20に至っては敵も味方もハイスピードな状態なのでより使えない始末……。
だが、この仕打ちを受けてもロシア(国家無いけど)の奴らは諦めなかった。
いや、寧ろ目覚めた。
レギュ1.30にて火力が大幅に跳ね上がった。
背部兵装『CP-48』を例に出して説明すると
1440(1.00)→16050(1.30)
突如ナニカサレタかの様に、奴らは火薬を改造もとい魔改造、攻撃力を当社比十倍に向上させた。
現行のレギュ1.40では多少攻撃力は抑えられたものの、未だ一線でも十二分に扱える凶器と化した。
初期の産廃っぷりが何処にも無い……テクノクラートに一体何があったのか?
但し、上記でも書いたが誘導しないので自力で予想射撃(マニュアル照準)しないといけない。
これを自在に使いこなせる様に成った方はもれなく変態の称号が貰えます。
因みにこの企業はフレームを一切開発していない為、企業標準機は存在せず、アルゼブラ社の機体をベースにしてアセンブリしている。
テクノクラート社所属の愉快な仲間……もといリンクス達
AC4時代。リンクスNo.25、イクバール社(後のアルゼブラ社)のネクストをベースにした『バガモール』を操る。
大味で精度に欠ける戦いを展開するリンクス……と書けばそれだけだが、一人称がACシリーズ初の『我輩』で、戦闘中に
\ハラショーッ!!/
……と叫ぶ。
企業所属なのにもかかわらず、それに抗う反抗勢力『マグリブ解放戦線』の一員としてアナトリアの傭兵と刃を交える事に成る。
ACfA時代。カラードランク19、アルゼブラの旧標準機ベースの軽量機『スタルカ』を駆る。
背後を取る様な動きで回り込み、怪しげなブレードを引っ提げ首輪付きを抉ってくる。
此方も同じくハラショーッと叫ぶがテンションが明らかに違う。
広島弁で、更に何処かアチラの方にしか聞こえない口調で喋る。
この様に、リンクスが各時代一名抱えているのにもかかわらず社名が中々上がらないという悲しい企業。
旧世代兵装で波乱の世を頑張る彼らの未来はどうなるのか……?
と、思いきや
このロケット、実はアームズフォートに対して絶大な威力を発揮する。
ノーロックというデメリットなど巨大で鈍重or直進しか能が無い奴らに対しては何の意味も無く、その高火力+鬼連射+爆発の追加ダメージでアッと言う間に葬り去る。
マザーウィルは叩き割られアンサラーは近付かずに瞬殺、ジェットは強引に破壊され、スティグロは開幕と同時に瞬殺、あのソルディオス・オービットでさえ射出前に為す術無く破壊されてしまう。
内部侵入が必要なグレートウォールが相手だとこうはいかないがその分、気持ち良いくらいに内部をお掃除出来る。
提携企業であるアルゼブラのとっつきと言い…アームズフォート涙目である。
ただしカブラカンは勘弁な!
だってアルゼブラ製だもん!
やがては誰もが叫ぶだろう
これのどこが底辺の斜陽企業だよ!
レギュ改編により超優良企業と成ったテクノクラート社。
社員も皆歓声をあげている事だろう。