曖昧さ回避
- 神剣・フラガラッハの英名。
- フロム・ソフトウェア制作・販売のゲーム、「アーマードコアフォーアンサー」に登場する機動兵器(本記事で説明する)。
- 小説『ニンジャスレイヤー』の登場人物。イッキ・ウチコワシの幹部で、元はドラゴン・ドジョーで修行していたドラゴン・ユカノの兄弟子。
- 「Fate/hollow ataraxia」に登場するバゼット・フラガ・マクレミッツの礼装にして宝具、斬り抉る戦神の剣を待機状態に移行させる為の詠唱。「後より出でて先に断つもの」のルビにあてられる。
「アーマードコアフォーアンサー」に登場する機動兵器
オーメルとインテリオル・ユニオンの共同開発による巨大アームズフォート。
全世界へ向けて宣戦布告したORCA旅団に対する企業連の「答え(アンサー)」。
デザインは小林誠による。
外套を羽織った僧侶、もしくは傘のような外観を有する空中要塞。稼働時には動力源からクジラの鳴き声に類似した不気味な音を発している。
開発を手掛けたオーメルは「コジマ粒子による汚染を完全にコントロールした安全性の高い兵器」だと主張しているが、その実態はコジマ技術を利用した浮揚システムと無数のコジマ兵器を搭載し、重篤な環境汚染で侵攻地域を蹂躙する非人道的兵器。
企業連の「地上はもう見限ったから汚染しても問題ない」という姿勢の象徴とも言える。
地上に対しては威力と汚染範囲に優れた特殊なコジマミサイルを乱射し、接近してくる敵機はVLSからのホーミングミサイルと無数に設置されたレーザーキャノンで迎撃する。それを掻い潜った敵機に肉薄されてもアサルトアーマーを発動して吹き飛ばしてしまう。
また、状況次第では浮揚システムから閉鎖空間かと見まごうほどの高濃度コジマ粒子をばら撒く為、コジマ汚染に高い耐性を持つアーマード・コア・ネクストのプライマルアーマーをも減衰し、機体本体にダメージを与えることも可能。
更に一定以上の距離からの攻撃ならスナイパーライフルの弾すら迎撃可能な高性能迎撃システムを有し、遠距離からの攻撃の一切を無力化する。また、PS3版の場合、XBOX360版に比べて途轍もなく高い耐久力を誇るため、ライフルなどの通常火器のみで挑むと速攻で倒せずに弾切れを起こしかねない。
まさに攻撃・防御共に完璧な、無敵の機動要塞と言える。
が…
- 外装を部位破壊していけばバランスを崩して墜落する欠陥を即座に看破されたり…
- ある武器を特定の部位に撃ち込むと一撃で爆散したり…
- 実はVLSが3基だけだったり(ゲーム上の話)…
- 実は上部甲板のレーザーキャノンが動作しておらず、甲板を攻撃すると全て誘爆したり…
- 更にアサルトアーマーも部位破壊の場所とタイミング次第で機能停止させられたり…
とまあ、強さの割に脆すぎて令和流の言い方をすればわからせがいのある相手。
どこかの兄貴分やどこかのネコ娘がごとく、慣れたリンクスにとってはいかにして嬲り殺すか、残虐性という名のセンスが問われる。
惨めに墜落し、巨大なコジマ爆発の輝きを発する「答えしもの」にはこの言葉を贈ろう。
「美しい…」
こんな有様なので最大の敵はミサイルでもレーザーでもなく、処理落ちとフリーズである。