概要
GA(グローバル・アーマメンツ)所属の拠点型アームズフォート。
箱型の外見が特徴的な移動要塞タイプのAFで、海上航行能力も有した水陸両用仕様。
ランドクラブよりも後に開発された新型で、火力・装甲・ペイロード・活動範囲など、ほぼ全ての点でランドクラブを凌駕しているとされる。
プレイヤーからの愛称は『弁当箱』。
性能・装備
双胴の本体、設置された多数の砲台群、中央に設置された大型の連装砲塔によって構成されている。
第八艦隊の航空母艦らと比較して横幅だけでも4倍弱、大きさで言えば十数倍の巨躯を誇るが、
これでもAFとしては小型の部類に入る量産型AFのひとつで、8隻が建造されている。増産の予定もある模様。
駆動は無限軌道を採用しており、水陸両用という性質も合わさりどんな地形にも防衛拠点を構築できるとされている。
武装については、
大型実体弾砲2門、速射野砲8門、多連装ミサイルランチャー12基、近距離防御用砲12門、近距離防御用マシンガン2門
と、GA社らしい実弾火力に優れた性能が持ち味。
多数備えた砲門のうち、とりわけ主砲である大型実体弾砲は威力・精度ともに非常に高く、射程も極めて長い。
特に精度に関しては狙撃自慢のBFF製AFスピリット・オブ・マザーウィルを上回るともっぱらの評判である。
V.O.Bでの加速中にはこれに相対速度からくる弾速も加わるため、ミッションによってはギガベースの姿を見る前に超遠距離からの砲撃で撃破されてしまうこともある。
しかし懐に潜り込まれる事は想定外なのか、至近距離においては全装備の精度が著しく下がってしまう。
そのため一度接近してしまえば脅威となるものはほとんどなく、装甲もAFとしては貧弱なため
レーザーブレードの一閃であっさりと轟沈してしまうことも多い。
特に弱点の本体連結部は、適切に叩けば一撃必殺も狙えるくらい脆弱である。
作中で未披露に終わった装備として、最大の武器である大型レールキャノンが双胴ボディの間に格納されている。
威力は連装砲を大きく超えるのは想像に難くなく、また水上運用時の推進機を兼ねている……
が、この仕様が仇となり、作中ではいずれも水上運用されていたためこの兵装を活かすことができなかった。
また設定画には双胴部分にノーマルACなどの兵器を格納、発進させる様子が描かれていたがこちらも未披露のまま。
作中での登場
非常に汎用性が高そうなAFだが、新型と言うこともあり他勢力への輸出も行われていない。そのため同じGA製AFランドクラブと違い、他社から鹵獲されたり魔改造されたりしている様子はゲーム中では確認できない。
作中ではGA所属の二機が敵として登場する。
いずれも水上運用されており、インテリオルからの依頼では作中最初のV.O.B.(ヴァンガード・オーバーブースト)使用ミッションとなる。
操作に慣れのいるVOBに振り回される初心者プレイヤーたちを正確な砲撃で撃ち落とす序盤の壁で、
おまけにV.O.B.の方も途中で火を吹いて使用不能になる不良品だったり。
しかし懐に潜り込んでしまえば本体は脆弱なので、ENブレードやアサルトアーマーで瞬殺してしまおう。
AFカブラカン戦でもGAからの増援として登場。
しかしおいしいところ狙いなのがあからさまで、敵との相性の関係上命中精度が悪かったり、ハードモードではそもそも見捨てられたりと、全く頼りにならないのが実情である。
やはり自分以外信用出来ないゲームであることに変わりはなかった……。