概要
マヤ神話に登場する巨人。
ヴクブ・カキシュの息子であり、山を簡単に壊す程の怪力の持ち主で名は「地震」を表す。
双子の英雄のフンアフプーとイシュバランケーが猟師を装い、石膏を塗りたくった肉を振る舞い、弱体化したところを地面に埋められてしまった。パワーと名前に反してこうもあっさり倒されてしまうのは、どこかゴリアテに通じるものがある。
創作物におけるカブラカン
女神転生シリーズのカブラカン
上記の由来のとおりの怪物として、マヤの神殿を背負った巨大な亀のような姿である。
地震などの災害が神格化された存在なので、メガトンプレスや各種ブレスのスキルを持つ。
金子一馬は1992年にモーニングKCより発売された、知る人ぞ知る巴啓祐のSF漫画『神の獣』に登場する怪獣「反オーガ」をモチーフにしたと語っている。
『AcfA』のカブラカン
アルゼブラ製突撃型アームズフォート。別名「走る鉄塊」。設定上は四機建造されているとされる。
デザインは小林誠による。
前面に搭載された障害物破砕ブレードを用いて前方の障害物をなぎ倒しながら移動する。一方で、本体火器はミサイルランチャーとスラッグガンのみに限られる。
全体を分厚い装甲で囲われており、グレートウォール同様にネクストによる正面からの撃破は事実上不可能。
唯一の弱点はスカートアーマー内のキャタピラであり、これを破壊されると移動能力を失うが、その場合は本体内に格納された自律兵器を射出し対処する。
自律兵器はカブラカン本体上部に詰め込まれるようにして66機搭載されており、スラッグガンを用いてほぼ全周囲から攻撃を行ってくる。
尚、スカートアーマー内のキャタピラを破壊する場合、衝撃力の高い武装でスカートアーマーを排除するか、周辺に設置された地雷でスカートがめくれ上がったのを狙って狙撃、もしくは入り込んでの直接破壊のどれかを選択する。
しかし、スカートアーマーを破壊しないで内側へ入り込んだ場合、スカートアーマーを破壊しなければ外へ出られない。また、実はキャタピラを破壊しても本体の火器はまだ生きているが、展開した本体内部を攻撃すればトドメを刺せる。
ゲームにおいて
GAの依頼で撃破依頼が入る。前述したとおりキャタピラを破壊して機能を停止させると、自律兵器が一気に動き出して襲ってくるが、時間経過でGAから増援としてギガベースが派遣され、砲撃支援が行われる。アームズフォートの火力を味方にできる唯一のミッションだが、飛行する自律兵器に対しては命中率が低い上に攻撃の効率が悪く、正直あまり頼りにはならない。おまけにハードモードではその増援すら来なくなる。
攻略には物量に押されない技量と弾数の多い火器が要求される。
『ファンタシースターオンライン2』のカブラカン
詳細はこちら→カブラカン(PSO2)
関連項目
ヴクブ・カキシュ:父親
シパクナー:兄弟