旧社名はイクバールで、リンクス戦争後は人事刷新に伴い、社名をアルゼブラに変更した。
南アジア経済圏を拠点とする工業系総合企業。
何気に、当時最高クラスのリンクスと言われたサーダナや精鋭と名高いノーマル部隊であるバーラット部隊を擁しており、戦力は充実していた。
しかし、アクアビット社やレイレナード社ほどではないにせよ、大きな被害を被っている。
関係の深い組織
GA
かつては食糧問題を巡りと対立していたが、GA社側の譲歩により協力態勢を結ぶ。
リンクス戦争ではGA陣営として参戦し、最後まで戦った。
だが、ACfAでは食糧問題がぶり返した事で再び対立している。
オーメル・サイエンス・テクノロジー
歴史的経緯から協力関係にある。
ACfAではテクノクラート共々オーメルの傘下へと入った。
テクノクラート
登場企業の中でも技術水準が低く、色々な面でアルゼブラに依存している実質完全子会社。
技術
自社の支配域に紛争地域が多い為か、パーツの実戦テストでの精度において評価が高く、
製造する武装はマシンガンやショットガンなどの近接戦向けの実弾武器が多い。余談だが、中には実在する銃そっくりな武器もある。
また、ロマンの塊である射突型ブレード(通称とっつき)を製作している唯一の企業。
その外観や、並のネクストなら"当たれば"一撃で破壊も可能な威力から漢の武器として評判。
一部アームズ・フォート戦でお世話になったリンクスも多いのではないだろうか。
そんなロマン武器をガチで開発、自社のネクストに装備させているところなどからやや異端視される場合もある。
因みに子会社のテクノクラートがリリースするパーツはロケットのみ。
フレームパーツでは、リンクス戦争時代には標準機体
「SOLUH」
ACfAでは新標準機体として
「EKHAZAR」
を開発している。
PA性能をはじめ総合的な防御力がかなり低いものの、APや安定性能が総じて高く、また運動性能はトップクラス。
地上に空中に動き回って相手を翻弄する三次元戦闘に向く。
隙を見つけてとっついてやろう。
どことなく昆虫を連想させる有機的な外観や特徴的なスタビライザーなど、兵器らしさの薄い機体が飛び跳ねながら接近してくる様は何か不気味である。
ところで、アルゼブラのオマケみたいな扱いのテクノクラートだが、一応AC4、ACfAそれぞれで一人ずつだがリンクスも所属している。
しかし、
AC4…所属リンクス「ボリスビッチ」
ミッションでは視界がほとんど効かない砂漠での戦闘になるのだが、接近すると「ハラショーッ!」と叫んでロケットをぶっ放してくる。
状況によってはミッションが始まってから最初に聴くボリスビッチの台詞がこれになるのでびっくりする。
倒す必要がない上にブレードで切れば簡単に破壊可能な目標を壊せばミッションクリア、隠しパーツもそれで入手できるので無視されることも多い。
ACfA…所属リンクス「ド・ス」
やっぱり視界の悪い場所で戦う事になる。
ボリスビッチのようなハイテンションキャラではないが、「そういう事じゃ、えぐらせてもらうで、GA」と、シリーズ初の広島弁を披露。
そもそもAC世界の標準言語が日本語かどうか不明な上に方言という概念自体シリーズにはなかったので、プレイヤーに衝撃を与えた。
ちなみに何でえぐるのかと言えば、当然右腕のすごく…大きいです…と言いたくなるような立派なパイルバンカーである。
やはり彼も「ハラショー」と叫ぶが、ミッションではほとんど言ってくれない。
ほかにも
「殺った…」
「寒いか?じゃがじきにそれものうなる」
と、どこまでもヤク……広島弁で話す。
どうもアルゼブラには、敵対するものを肥溜めにぶちこもうとするリンクスがいたり、色っぽくてドSな蜘蛛女がいたり、面白さ優先でリンクスを選んでいるようなフシがある。
AMS適性は先天的な才能なので故意ではないはずだが…
若干変態疑惑がある。