人物像
ACNXで印象的な奮闘を見せたレイヴンピン・ファイアーの息子である。
ACNXの時期は声から察するに若々しい青年あるいは少年であり、父を葬った主人公に挑戦状叩き付けた。(曰く『復讐に意味がないのは知っているが、そうせざるを得ない』)
彼は父を葬った者を倒す事で、父を超えようとしたのだ。
それから数ヶ月、ACLRで再登場を果たした彼は変声していた(ちなみにACLRでは、ディレクターでもある武村大氏が演じている。おなじくNXからの続投組で初見殺しとなったレイヴンライウンとの二役)。
エド・ワイズ曰く「生き残っているレイヴンの中ではある意味、最も危険な存在」であり、勢力を選ばずレイヴンを狩り続ける一匹狼とのこと。
その為、両陣営から警戒されたのか賞金も全レイヴン中第3位の85,000cとなっている。
その経歴と賞金が示す通り凄まじい強さを誇り、生半可な腕前と機体構成で挑もうものなら一瞬のうちに蜂の巣にされてしまう。
基本的に一匹狼の彼だが、登場ミッション『敵AC撃破』ではズベン・L・ゲヌビと組んで主人公を騙し討つ。
しかし、彼にとってズベンは使い捨ての駒でしかなく、ズベンと共闘したり助けたりする事は無い。
それどころか、主人公が『敵AC撃破』のミッションを受けなかった場合にはズベンが死亡する事からも、彼の目的を窺い知る事ができる。
搭乗機:バレットライフ
両手の指型マシンガンと背中のチェインガン、マイクロミサイルと接近戦で絶大な瞬間火力を発揮する武装で固めた四脚型AC。
エンブレムも機体も機体名も戦死した父ピン・ファイアーから、アセンブルに一部変更点はあるものの、ほぼそのまま引き継いでいる。
その中でも最大の変更点はコアであり、父のバレットライフはミラージュ製のC04-ATLASを使っていたが、自身は初期に支給されるコアCR-C69Uを採用している。オーバードブーストによる機動性はなくなったが、代わりにミサイル迎撃装置が備わり(クレスト製のコアはすべて迎撃装置が備わっている)、ミサイル攻撃が効きにくくなっている。
何故彼が殆どのパーツを父から引き継ぎながら見た目の大きく変わるコア変更を行ったのか、プレイヤーのフロム脳が試される。
機体性能は優秀であり、連射型と拡散型の武装をふんだんに用いた至近距離での瞬間火力だけでなく格納武器まであわせた総火力も優秀。
併せて強化人間特有の滞空状態からのトップアタックや構え制限無視のチェインガンによる弾幕、高いミサイル迎撃性能と厚い装甲、障害物の多い地形が彼の強さを際立たせている。
二次創作
本編では使い捨ての駒でしかなかったズベンとよく一緒活動している。
「助けるつもりなどもとよりない」と言いつつなんやかんやと世話を焼いてくれるツンデレである。
またACNXの汎用BGM(ピン・ファイアー戦でも流れる)Autobahnに「ゴーゴーリムファイア海老の唐揚げ」という空耳が存在するため、海老の唐揚げと共に応援されることも。
関連タグ
ACLR ACNX アーマード・コア ラストレイヴン ズベン・L・ゲヌビ
保志総一朗:ACNXのCMナレーション、リム・ファイヤーを演じた。
フリッツ・バーン:篠崎砂美執筆「ARMORED CORE ~MASTAR OF ARENA~」のメインキャラクター。家族をあるACに殺され、自ら傭兵の世界へ飛び込み活躍する。
ピン・ファイアー:父。 多くの戦場を潜り抜けてきた歴戦の勇士で、上位ランカーに食い込むほどの実力者であった。