概要
ナインボール(マスターオブアリーナ)以来の、「ストーリーに直接からむトップランカー」。
レイヴンズアークに所属している背後でクレスト・インダストリアルと専属契約を結んでおり、クレスト製のAC用パーツで構成されたAC「デュアルフェイス」を駆り、数々の依頼を成功させている(企業との専属契約を禁止しているレイヴンズアークを欺く為にミラージュ以外の企業からの依頼も受けている)。
序盤のミッションではプレイヤーの救援に駆け付け、フロムマジック全開のイベントシーンで敵MTを撃破する。
ストーリー後半ではクレスト本社と支社の諍いにおいて支社側に付き、本社側からの依頼を受けてベイロードシティへと向かったプレイヤーとの闘いに敗れた。
その頃の支社側は実質的にジノーヴィーの孤軍奮闘に近い状態だったようだ。
その闘いの際、「小さな存在だな、私も、君も」と呟いていた事から、(主人公含む)他の人間には知りえない何かを知っていたであろう事が窺える。
また、『旧世代の遺産』の事も呟いていた。(旧世代の遺産については、後日談であるラストレイヴンで判明。)
確かなところは決して明らかにしないのはフロムのお家芸ではあるが……
人間関係
アグラーヤ
「赤い星」の異名を取るクレスト専属ACパイロット。
散り際にジノーヴィーの恋人である事を匂わせる台詞を残す。
フライボーイ
『アーマード・コア ナインブレイカー』に登場する少年レイヴン。
ジノーヴィーの養子ではないかと云われている。
モリ・カドル
『アーマード・コア ラストレイヴン』に登場するレイヴン。
ジノーヴィーのエンブレムとデュアルフェイスの機体構成を模倣し、それが自身の強さの証であるかのように振る舞う。
アライアンス戦術部隊からは戦力外通告を出された為、止む無くアライアンス本部が引き取った形となった。
ジナイーダ
同じく『ラストレイヴン』に登場。
ジノーヴィーを尊敬しており、虎の威を借りた狐状態であるモリ・カドルに憤慨し、付け狙っている。
ただし、ジノーヴィーとの直接的な関係は無く、ゲーム中にそれを匂わせるようなシーンも一切無い。
ネタ
彼の乗機デュアルフェイスは全体的に重いパーツで構成されている上に、これまた両肩に重いグレネードランチャー2基を担いでいる事から、運動性を著しく欠いた機体構成(実際にデュアルフェイスを組み上げてみると重量過多となる)となっており、機体バランスの悪さを強化人間補正で補っていると言っても良い。
その上、行動パターンは余りにもグレネードランチャー重視で、壁に引っかかるなどして自滅気味。
初登場時の華麗な動作は一体何だったのか…
ただし、イベントシーンではライフルとブレードを用いている為、AIのロジックの問題と思われる。
また、「小さな存在だな……」の台詞を
「小さな存在が好きだな、私も、君も」
と改変してしまったMADの存在から、ロリコン扱いされる事もしばしばある。