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イレギュラー(アーマード・コア)

あーまーどこあのいれぎゅらー

アーマード・コアシリーズの世界観において、世界の秩序を揺るがすほどに強大な力を持ってしまった一個人のこと。作品によって意味合いは変わってくる。
目次 [非表示]

秩序無くして人は生きてゆけん。

たとえ、それが偽りであってもだ。


生き抜くがよい、レイヴン。

我らとお前、どちらが果たして正しかったのか


 お前にはそれを知る権利と義務がある 


概要

アーマード・コアシリーズ各作品において、世界の秩序を維持・管理する存在がその運営システムに於いて【世界の均衡を狂わせる存在】と判断した対象のこと。シリーズでは度々この手の「イレギュラー認定」がなされている。

多くの場合は【均衡を崩しすぎる】と判断された主人公が【イレギュラー】と認定されて抹殺対象となり、なし崩し的に世界を管理する組織or存在を打倒する事が当作品の最終目標となる。

しかし作品によっては主人公がイレギュラーを討伐する場合や、抹殺も視野に入れているが何かを試しているというパターンもある。


そして多くの場合、管理者の言葉は程度の差こそあれ正しさを含んでいる。

イレギュラーの行動が引き金となって引き起こされた社会の変革は

後世から見てどうであれ、現在の社会に混乱と犠牲者を生み出している。

故に、イレギュラーには自らの選択により生んだ結果について知る権利と義務があるのである。


初代PS

初代ACで敵レイヴン、ボス・サヴェージ『わからんのか?イレギュラーなんだよ。やり過ぎたんだ、お前はな!』という言葉から全てが始まる。


初代AC

淡々とに仕事をこなしていたら怪しい依頼が増え遂行していくと、彼からあの言葉を叩きつけられる。

最終的に主人公は管理者を倒すが、その先にあったのは抑えを失った企業達による泥沼の全面戦争であった。


ACPP


ACMOA

『大き過ぎる、修正が必要だ』

主人公が追いかけ続けていた存在こそイレギュラー粛清のための、ACの皮を被った特殊兵器であったが、主人公はそれすらも打倒するべく奮起する。


『2』系列

火星で生まれたイレギュラー。


AC2

『あの時も、お前のような者がいた・・・』

極めて特殊な例。

地球政府から反旗を翻したレオス・クラインが主人公に向けて発した言葉で、どちらかと言えばそれを発した彼の方が体制側から見たイレギュラーと言える。


AC2AA


『3』系

初代ACを踏襲しつつ新要素を組み込んだ新たなシリーズ。

企業がプレイヤーに送信したメールの内容が、かつてのイレギュラーを示すものだったり、ソレに該当してしまった場合「実力を持って排除する」という内容のものだったりしている。


アーマード・コア3

『イレギュラー要素は抹消する。ミラージュは・・・そう判断した』

『この世界に、あなたは不要なのよ……。消えなさい、イレギュラー!』

暴走した管理者を打倒するのが体制の意志だったが、日和った彼らによってイレギュラー認定される。

その後企業のサポートを失いながらも管理者を破壊し、自らが選んだ道を見届ける事になる主人公。

…その結末は「EDそのものがシリーズにとってのイレギュラー」という評価が生まれた代物となっている。


AC3SL



『N』系

その意思が、全てを変える


ACNX

「企業の一部の過激派が、強制的に進めている計画を止めて欲しい」という企業の穏健派の依頼を引き受ける。


ACNB


ACLR

イレギュラーとはまた異なる概念「ドミナント」と呼ばれる存在が物語の中核となる。

また、主人公がイレギュラーを討伐する側になれる珍しいケース。


『4』系

AC乗りたちが「管理社会における自由の象徴」から「社会の管理者の走狗」へと交代したこともあり、企業連に与せず、反企業組織に協力するリンクスネクストACを駆る傭兵)のことが主にイレギュラーと呼ばれている。


AC4


ACfA

『遊びは終わりか?ミスター・イレギュラー』(fA)


イレギュラーと言う言葉は上記の一個人の煽り文句しか出てこないが、

内容的には過去作以上に「イレギュラーとそれを討伐する側」の戦いが最大の規模で行われており

主人公もオールドキングなどのイレギュラーとそれ討伐する側どちらにでもなれる。

そして、一億もの人間を虐殺した史上最悪のイレギュラーになることも。


『Ⅴ』系

(おそらくは)4系から地続き。

またしてもイレギュラーとは呼ばれないが、代わりに「例外」と呼ばれる。

そしてVDではイレギュラーは伝説となり「黒い鳥(Dark Raven)」と呼ばれる。

本シリーズではイレギュラーは厳密には管理者側の敵ではあるが抹殺すべき対象ではない。

イレギュラーと思しき者が彼らを打ち破り力を見せつけると

彼らはむしろなにかに納得し、「例外」と認めて去ってゆく。

それがイレギュラーを恐れてのことか、あるいは世紀末に復興をもたらす「可能性」としての不確定を認めたのか。もはや誰にもわからない。


ACV

『貴方たちの力は、大きすぎる。秩序を破壊する力』

『やはり、プログラムには不要です』

『今は去りましょう。いずれ答えが出る筈です』

『もしも貴方の様な例外が存在すると言うのなら』

ストーリーミッションのラストバトルに勝利して。


ACVD

『だがもし、君が例外だというのなら。』

『ならば生き延びるがいい』

『君にはその権利と義務がある』

イレギュラー候補者を潰し合わせ、管理者側の最強戦力にぶつける蠱毒が一連の争乱の真相。

そして終盤、マギーが黒い鳥の伝説を語る。

「神様の創ろうとする秩序を破壊する、人間の中から現れる邪魔者」であり、彼女の何代も前の祖母が生まれる所を見たという最初の「黒い鳥」はACVの主人公であるとされている。

彼女を打ち破り最後の戦いをも制した主人公を黒幕は苦々しげに『例外』と認め表舞台から姿を消した。


そして、メタ的にもこれから約10年の間ACシリーズはゲーム業界から姿を消したのだった。


ACVI

『貴方たちは計画における異物なのです』

『取り込むべきでは...なかった...イレギュラー...』


今までのシリーズと異なり、主人公は良くも悪くも誰かの指示に従い続け、従う人物を選ぶだけである都合上、秩序を乱すという意味でのイレギュラーは登場しない。

傭兵支援システムオールマインドが画策したコーラルリリース計画の達成を「邪魔する存在」という意味で登場する。


ただし、段取りしていればそもそも敵対の余地すらなかった筈であり、オールマインド自身の詰めの甘さが原因なので、イレギュラーどころか想定すべきことを想定してない計画の方がダメダメなだけで、ただの八つ当たりに近い。


しかしまさかの人物が(馴染み深い意味での)イレギュラーに認定される事になる。



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アーマード・コア

レイヴン リンクス ミグラント ドミナント 黒い鳥


渋谷の花火師 AC持ち


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