概要
PS2における『アーマード・コア』第1作である。2000年8月発売。
『マスター・オブ・アリーナ』の続編であり、時系列としては『アーマード・コア』の物語から約70年後の話にあたる火星を舞台としている。
次世代機への移行に伴うグラフィック描画能力の向上、外気や被弾等で機体温度が上昇し耐熱限界を超えるとAPが減少していく熱量の概念、膨大なエネルギー消費量と引き換えに爆発的な加速を得るオーバードブースト、肩部に搭載可能なエクステンションとインサイドの補助装置、そしてシールドといった新システムや、シリーズでも珍しい典型的なロボットアニメのようなノリのストーリー展開が特徴。
ストーリー
地球暦196年
大深度戦争が終結し、地球政府を確立した人類は地上への復帰を果たしていた。
そんな折、地球最大の規模を誇っていたムラクモ・ミレニアムの系譜企業「ジオ・マトリクス」社が「火星テラフォーミング化」の概要を入手する。
ジオ・マトリクスは直ちに火星へ部隊を派遣、火星が地球と同じく人の住める星となっていた事が判明する。
地球暦223年
約20年の歳月を経て火星社会が形成され、地球人口の約40%が移住した頃。
火星には地球での企業間対立もそのまま持ち込まれ、地球よりも激しい企業間武力紛争が繰り広げられることになった。
それに伴い、活躍の場がアリーナしかなかった地球のレイヴンの多くが火星へと移り、地球のレイヴンであった主人公も火星の大地へ足を踏み入れる事となった。