芋煮会
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いもにかい
秋にグループで河川敷などに集まって「芋煮」を作り、取り分けて食べるイベント。
秋にグループで河川敷などに集まってサトイモをメインとする料理「芋煮」を作り、取り分けて食べるイベント。
サトイモは南方から伝わった作物なので厳寒期には保存が難しく、冬を前に消費しておくという意味もあった。
山形県の内陸部では醤油味の汁で牛肉を使用した芋煮、山形県の庄内地方と宮城県では味噌味の汁で豚肉を使用した芋煮が主流。福島県などの味噌と醤油を合わせた作り方、秋田県や岩手県などでの鶏肉の出汁を効かせた作り方、三陸地方などの海鮮を用いた寄せ鍋風などあり同一県内でも地域によるバリエーションが多い。
東北以外の地域で該当する行事がなく、「芋煮会」と言っても通用しないことがほとんどである。
山形県、宮城県などでは、芋煮会シーズンにスーパーマーケットやコンビニエンスストアでも芋煮の材料や薪が売られ、大鍋などのレンタルも行われる。
- 山形県では1989年より毎年9月に馬見ヶ崎川河川敷(山形市)を会場として開催されている「日本一の芋煮会フェスティバル」では、巨大鍋を使用し、バックホー(油圧ショベル)を使った調理が行われる。→ 日本一の芋煮会フェスティバル 公式サイト
- 山形と宮城には、両県の出身者が一堂に会して芋煮をする場合、肉と味付けを巡って喧嘩になるという県民が存在する。内容は山形県民は宮城の芋煮を豚汁だ、宮城県民は山形の芋煮をけんちん汁だ、などとして互いに譲らなくなって共倒れになるといったもの。こういった衝突を避けるため両県出身者のいるグループでは最初から2種類作ったりといった配慮をしたりする。
- 愛媛県には「芋たき」という醤油ベースに鶏肉を使う芋煮に似た料理で芋煮会の様に野外で食べる行事がある。
- ドイツのライン川で「欧州一の芋煮会」が年一回に行われる他、西欧諸国の一部で芋煮会が開催されることがある。
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魂の自由と芋煮会 この小説は、2017年12月15日から2018年2月23日まで、ツイッター(@aonojidai_log)に連続投稿した乱文の加筆修正版です。フィクションです。 ここにうっすら登場した人々のほとんどは、現代(西暦1900年代後半~2000年代初頭)の、比較的恵まれた国と地域の生まれなので、ページの外側にも比較的好意的で、当たりもマイルドです。 実在の人物・団体・事件はもちろん、他の作者さまによる既存の作品の非実在の人物・団体・事件とも一切関係ありません。 少しでも「無理」と思われましたら、ブラウザバックでお戻り下さい。3,643文字pixiv小説作品 - 寒冷群島秋の芋煮会
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