概要
厚生労働省内の健康日本21では青年期を終えた25歳から45歳を示すが、資料によっては40代から60代を指すこともあり、一般的に「働き盛り」と言われる年代ではあるが定義が曖昧。壮齢。英語の「prime of life」に相当する世代である。
子育てや仕事、介護といったストレスが重なりやすい年代だが、若い頃のような無理な労働や徹夜がだんだん通らなくなっていく。よって食生活に気を配ったり、運動不足・ストレスの解消に気をつけたりといった健康管理が必要になる。極端に不規則な生活を送っていたり、暴飲暴食が日常となっている場合は、この年代で突然死する人もいる。
また、「壮」は血気盛んを意味するが、この時期からホルモンバランスに乱れが生じやすくなってくる。このため、しばしば欲全般が強くなって、特に意欲・性欲が青年期と比較して大きくなりやすいが、社会あるいは集団生活との間で自身の欲を制御出来なくなると、中年以降に対人面でのトラブルを多く生じさせやすい。
特に自尊心が低い者や、ストレス発散や承認欲求を満たす手段としてインターネットを多用している場合は、一方的な視点の偏りが拗れる他、他人への攻撃が目立つ注意が必要である。