概要
本作に登場する特殊能力の一つ。
大自然に由来した力であり、鍛錬や瞑想などを通して精神を集中させることで、物体を動かしたり様々な自然現象を呼び起こしたりすることができる。また大自然の意志により、気力が凝集されて誕生した存在が気伝獣である。
はるか昔に存在した「ダオス文明」を形成する種族の一つ・ダイ族はこの気力を使った気功術に長けた民族であり、ゴーマ族との長く激しい戦乱の末に文明が崩壊して久しい現代においても、その末裔の中に極めて強力な気力の使い手が現れることもある。ダイレンジャーもまた、そうした強い気力の持ち主たちによって構成されたものである。
ゴーマが用いる「妖力」は、自然を破壊へと導くものであると位置付けられており、自然に根ざした力である気力とは対を成すものであるとされる。前述の気伝獣の誕生も、妖力の増大による自然の破壊を防ぐための、一種の防衛機能のようなものであることが作中でも言及されている。
そしてダイレンジャーと、ゴーマ十六世となったシャダム中佐との最終決戦に際し、気力と妖力は対を成す存在であると同時に表裏一体、即ち元は一つの存在であることが、幻影として現れた道士・嘉挧の口から語られている。
関連タグ
特殊能力の変遷
バードニックウェーブ→気力→隠流忍法