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第44回有馬記念

そとのほうからさいきょうのにとう

最強世代の最強の2頭の最後の対決、それは壮絶な死闘だった。
目次 [非表示]

テイエムだ!テイエム来ている!ツルマルも!

そして外の方から、外の方から最強の2頭!

やっぱり最後は2頭だった!最後は2頭~!

(堺正幸アナによる実況)



※馬齢は現行表記

概要編集


1999年の有馬記念。グランプリ3連覇を狙う"栗毛の怪物"グラスワンダーと、天皇賞春秋連覇からジャパンカップを勝ち宝塚の雪辱と秋古馬三冠を狙う"日本総大将"スペシャルウィークの直接対決となった。

宝塚後、スペシャルウィークは後ろ待機に脚質変更しており、最強クラスの2頭がどのような位置取りをするのかが注目されていた。


出馬表編集

※8番は発売後に出走取消。


結果編集


レースは宝塚の時とは逆にスペシャルウィークがグラスワンダーの後ろに陣取って控えた。最後の直線で両馬仕掛けていき、ほぼ同時にゴール。写真判定の末、首の上げ下げでグラスワンダーが1着となり、有馬記念連覇とグランプリ3連覇を達成。2着スペシャルウィークとの着差はわずか4cm(掲示板上はハナ差)という大激闘であった。


着順馬名タイム/着差
1グラスワンダー2:37:2
2スペシャルウィークハナ
3テイエムオペラオークビ
4ツルマルツヨシ½
5メジロブライト1

3着は3歳馬テイエムオペラオーが確保、翌年の飛躍への足掛かりとなった。


動画編集


フジテレビ系(実況:堺正幸)


ラジオNIKKEI


余談編集

第35回有馬記念の実況で「ライアン!ライアン!」と叫んでいたことで知られる競馬評論家の大川慶次郎はこのレースの5日前に高血圧性脳出血で亡くなったのだが、生前最後にこの有馬記念の予想をしていた。

大川はグラスワンダーを本命としていたので、生前最後の予想が見事的中、という形になった。


ウマ娘では編集

2021年12月に放送されたシリーズCM「Rivals」のグラスワンダー編・スペシャルウィーク編は本レースがモチーフとなっている。

外の方から最強の2人!

やっぱり最後は2人だった!最後は2人!


また、メインストーリー最終章後編でもこのレースは大きくフィーチャーされている。


関連記事編集

第67回日本ダービー2008年天皇賞(秋)…大接戦となったレース。それぞれ着差は7cm、2cmだった。またいずれも武豊絡み。


【前回】1998年/第43回:グラスワンダー


【次回】2000年/第45回テイエムオペラオー

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