概要
広島東洋カープ、阪神タイガースで活躍した元プロ野球選手(外野手)。
連続試合フルイニング出場数のギネス世界記録保持者である。
経歴
広陵高校から一浪の末、東北福祉大学に進学。
1991年に広島東洋カープへドラフト4位で入団。入団時の背番号は「10」。
今でこそムキムキな肉体を有しているが、入団当時は体が細く転がして足を活かせと言われることもあった。
当初は前田智徳などの活躍もあり、あまり目立たない存在であったが、1995年にレギュラーに定着して以降はチームの中心選手となる。
2000年には史上7人目となるトリプルスリー(3割30本30盗塁)を達成した。
2002年オフに、FA権を行使して阪神タイガースに移籍、背番号は「6」。
2006年、連続フルイニング出場の世界記録を樹立。広島東洋カープ時代の1999年から継続し、2010年4月18日に途絶えるまで、1492試合連続フルイニング出場を果たした。
2012年、引退。
通算2578試合出場、通算打率.285、476本塁打、1521打点、167盗塁を記録。
最優秀選手1回、打点王1回、ベストナイン7回。
引退後は、野球解説者を経て2016年から阪神の1軍監督に就任。就任1年目は「超変革」を掲げ若手選手を積極的に起用した。翌2017年は、レギュラーシーズンで2位に入りCSに進出するも、3位・横浜DeNAベイスターズに1勝2敗で1stステージ敗退。
2018年は極度の打撃不振に陥ったものの、9月下旬までは何とかCS争いに加わっていた。しかし雨天中止の多さによる過密日程からかシーズン終盤に故障者が続出し、2001年以来17年ぶりの最下位に沈んだ。
その責任を取り、この年限りで監督を辞任した。
関連タグ
新井貴浩:弟分としていじる。広島→阪神のFA移籍をした共通点がある。