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経歴編集

1980年12月28日生まれ、福岡県出身。松坂世代を代表するスラッガー。

東福岡高校時代は投手だったが、日本大学入学後に打者へ転向した。


2002年10月のドラフト会議にて、当時の横浜ベイスターズへ自由獲得枠で入団。2007年、2008年のセ・リーグ本塁打王になるなど、主軸として活躍した。

自身のブログで自らを「男村田」と名乗っていたことから、ファンのほうから敬意や親しみを込めて「男村田」と呼ばれるようになった。


2011年オフにFA宣言し読売ジャイアンツに移籍。その後は2017年シーズンまではジャイアンツに身を置くが、2017年はケーシー・マギーの活躍が好調で出場機会が減少。チームも若返りさせる方針にしたためオフシーズンに戦力外通告を告知された。

その後、独立リーグ「ベースボール・チャレンジリーグ(BCリーグ)」の栃木ゴールデンブレーブスへの入団が決定。NPB球団への復帰に向けて奮闘していたが、支配下登録の期限となる7月31日までにNPB球団から声がかからず、この年限りでの現役引退を決意した。


現役引退後の2019年シーズンからは読売ジャイアンツに戻ってコーチとなり、一軍・二軍の野手総合コーチや内野守備コーチなどを歴任。2023年からは千葉ロッテマリーンズに移り、一軍打撃コーチとして指導している。


エピソード編集

「動けデブ!」編集

ルーキーイヤーの頃、高校の後輩であり、横浜時代のチームメイトの吉村裕基外野手とパワプロで遊んでいたとき、本人を目の前にして動きの悪いゲーム上の村田に「動けデブ!」と言われたことがある(もっともこのルーキーイヤーの村田は本職ではないセカンドを守っていたこともその要因であり、ゴールデングラブ賞の三塁手部門を受賞するなど守備自体は決して難があるという訳では無い)。

なお、内川コピペにおいて、息を引き取る吉村と村田とはこの2人のことである。


「だいたい自分は巨人が嫌いです」編集

2003年に横浜に入団する際、自分を評価してくれたことが大きかったと語っており、その時にこのように発言したとされているが、FA後の巨人入団会見では「気持ちを押し殺して横浜に入った」と語っていた。親会社がTBS時代のベイスターズが暗黒時代だったからなのか・・・?

なんJ界隈ではツンデレ扱いされ、「乙女村田」と呼ばれることになった。


ムラゲ編集

併殺打が多いことから「村田のゲッツー(併殺打)」を略してこう呼ばれる。右打ちの強打者の宿命。

なお併殺打に特別な名前がついている新井貴浩内野手(ツラゲ)とは背番号25、本塁打王、FA移籍など共通点が多い。また、上述の乙女村田と合わさり「ゲッツーの極み乙女。」などとも呼ばれる場合がある。


引退試合クラッシャー編集

度々、他人の引退試合で活躍し、引退選手の活躍を霞ませたり消し飛ばしたりすることでも有名。

特に2007年の広島・佐々岡真司投手の引退試合では(本塁打王争いの真っ只中だった上、打った球はボール球だったという事情もあるが)9回2アウトで登板した佐々岡からホームランを打ったり、2010年の阪神・矢野燿大捕手の引退試合でも抑えで出てきた藤川球児投手を炎上させて矢野の出番を消し去ったりしている。

このときの湯浅アナの行くな!行くな!越えるな!...悪夢のような現実がそこには待っていましたの実況がなんJの間で有名になっている一方で、矢野の出番を消し去った後の引退セレモニーで花束を渡したのが、消し去った張本人の村田だということはあまり知られていない。


当時の映像


そして幾度に渡り偉大な先輩選手たちの引退試合で(良くも悪くも)大暴れしてきた彼の行く末が、上記の通りオフーズン中の戦力外通告からのNPB復帰ならずという不完全燃焼な形での引退となってしまったことは、何とも皮肉というか因果な話と言えるかもしれない。


関連項目編集

プロ野球 プロ野球選手 内野手 引退したプロ野球選手一覧

横浜ベイスターズ(現:横浜DeNAベイスターズ) 読売ジャイアンツ 栃木ゴールデンブレーブス 千葉ロッテマリーンズ


牧秀悟・・・横浜DeNAベイスターズの後輩選手で、応援歌は村田のものが流用されている(元々は大洋時代谷繁元信の応援歌である)。

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