時に数奇で時に輝かしい歴史を持つ、
別世界の名前と共に生まれ、
その魂を受け継いで走る。
この話はそんなあるウマ娘の___、
あったかもしれない世界のお話___。
概要
『ウマ娘 ピスピス☆スピスピ ゴルシちゃん』は、2023年11月29日からWebサイト「週刊コロコロコミック」で毎週火曜日更新のギャグ漫画作品。紙媒体でも本家『コロコロコミック』に出張掲載されている。作者は柴田直樹(東海オンエアのしばゆーの弟)。
クロスメディアコンテンツ『ウマ娘プリティーダービー』のキャラクターであるウマ娘のゴールドシップを主役にしたスピンオフ漫画。略称はピスゴル。
2023年10月19日、ゴールドシップがメイン回のアニメ『ウマ娘プリティーダービーSeason3』第3話放送直後、ゴールドシップを主役とした新規コミカライズ連載が告知された。
11月12日にタイトルとキービジュアルが発表された。
2024年2月28日にコミックス1巻が発売、これを記念してv第1話のボイスコミックが配信された。
一言で解りやすくまとめれば「コロコロ版ボボボーボ・ボーボボ」で、他のウマ娘シリーズの漫画作品と比較しても奇想天外なギャグ展開が目白押しとなっている。ある意味事前情報抜きでも楽しめる作りとも言えるのだが。なお、『ウマ娘シンデレラグレイ』や『新時代の扉』などの他作品ともコラボしている。また、人間キャラの登場率が他の触媒と比べて多いのも特徴。
登場人物
本作ではウマ娘は全員幼稚園児の設定。
CV:上田瞳(PV・ボイスコミック)
ちなみにウマ娘のゴールドシップは幼少期茶髪だったと言っていたが、本作では髪がすでに真っ白になっている。またコロコロオンラインでは「幼稚園児に変身!?」と記載されているが、幼少期の彼女なのか何らかの力で幼稚園児の姿に変わっているだけなのかは不明。体内に眠っているどこぞの赤鬼みたいな食欲の化身と同化すると顔が赤くなり角が生える。但し5分が限界の模様。
- まなみ先生
CV:野中藍(ボイスコミック)
ゴールドシップが通う、みどり幼稚園のにんじん組の女性保育士。ツッコミのセンスはゴルシ曰く60点。本人はかなりの常識人だが、やはりゴルシの奇行に右往左往することに。名前に1文字足すと…?そしてボイコミの担当声優が伝説のツッコミと同じ声のため話題になった。
- 高橋すぎな
ゴールドシップをライバル視するにんじん組の児童。名前をアルファベットにして入れ替えると…?
とある幼稚園から交流会でやって来たウマ娘の児童で、メジロ家のお嬢様。そしてここでもやっぱりゴールドシップから構われ続け、準レギュラーキャラになっている。
実馬の幼少期はリアルのゴルシと同じく茶色だがやっぱり白い。
とある幼稚園から交流会でやって来たウマ娘の児童。ゴルシに勝負を挑まれ様々な対決をした。対決の結果は最後は二人仲良くトイレ掃除となった。
とある幼稚園から交流会でやって来たウマ娘の児童。ゴールドシップのピスピースをパクったと因縁を付けられどういうわけかバスケで対決することに。幼稚園児なのにギャル。
北海道から一時的にやってきたウマ娘の児童。純真無垢な性格でゴルシの奇行に右往左往することになる。
大感謝祭ではテレビ中継を観戦した。
ゴルシから送られたゲームソフトは絵として飾った。
笠松から大食い大会に参加したウマ娘の児童。初登場の構図やシルエットが完全にプリティしていない漫画の仕様になったりする。
大食い対決の影響もなくマラソン対決で独走したものの、ジャングルに迷った。
映画登場記念と称して登場。しかし、ジャングルに遭難した挙句、動物たちに囲まれるが、なんやかんやあって仲良くなる。
また、ゴルシに『練り消しゴムを盗作した』と因縁をつけられた。
バスケの実力は遥かにジョーダンを超えている。
第2話に登場した謎のゴリラ。
一発キャラかと思いきや、1巻発売のツイッター応援絵にも登場している。
ついでにバスケ対決やドッジボール対決にもゴルシ側で参加することに。
当時登場していなかった某鬼婦人もしくは親友の原作者を暗示している…と言う説もある。
- オグリキャップ(シンデレラグレイ)
ゴルシの帽子の中から出現したシングレの作画担当ご本人直筆のオグリ。
わけがわからない人に説明するとあの漫画のアレ。登場した次のページでは丁寧に枠の外にコピーライト表記までされていた。
あと、アニメ化発表時にはゴルシちゃんから祝われた。
衝撃のコラボ
月刊コロコロコミック8月号に付属するデュエルマスターズのカードに、『注文猫のウェイ(ゴルシちゃんVer.)』が登場することになった。
イラストでは、普通盛りと称するウェイトレス姿のゴルシちゃんがどう見ても山盛りな焼きそばを差し出そうとして、マックイーンが驚いていると言ういつもの構図。
その他小ネタ
第二話にはコロコロ連載ということもあってか、ベイブレードが登場。
登場したのは『メタルファイトベイブレード』で活躍したストームペガシス、ライトニングエルドラゴである(クリアウィールの形状で判別可能)。ただし、連載時期には既に第4世代であるベイブレードXが展開されていた(ただし、ライトニングエルドラゴのX版は2024年の秋に発売された為、バースト時代にリメイクされたもの(『メタルファイトベイブレードアニメ10周年記念セット』)をモデルとしている可能性も考えられる)。
関連動画
- 公式PV
- 第1話ボイスコミック
関連タグ
スーパーゴルシちゃん:あきのすすきがかつてpixivほかにて連載されていた二次創作漫画。こちらはSD体型なだけで幼稚園児ではなく、ウマ娘の数もこちらの方が多い。こっちのゴルシちゃんとの関係はないが、連載前は二次創作の公式化と騒がれていた。