概要
アリサは「エルフ」、イザベルは「ウィッチ」など、リーダーの分類を表す。
クラス専用のカードと、どのクラスでも使えるニュートラルカードがある。
――ゲーム内より引用。
クラスとは、Cygames制作の対戦型カードゲーム『Shadowverse』に登場する用語の一つ。
Shadowverseに登場するカードは、8つの「クラス」によって分けられている。プレイヤーはその8つのクラスの内どれか1つを選び、そのクラスに属するカードと、どのクラスでも使用できる「ニュートラル」のカードを任意で含めてデッキを組んでいく事で対戦を行う。
8つのクラスはいずれもファンタジー作品に登場する職業や存在をイメージしており、クラス名通りのモチーフのカードの他、そこから更に連想した様々なモチーフのカードが、弾を追うごとに続々と登場している。
エルフ
ファンタジー世界に登場する有名な種族。エルフ以外にも妖精や虫、狩人や植物などがこのクラスに属する。
エルフ(シャドウバース)も参照。
自身の手札の枚数や、ターン中にプレイしたカードの枚数によって能力が強化されるカードが多数ある。
プレイすることでコスト1の「フェアリー」を手札に追加するカードが多いため、意識してデッキを組めば条件を満たしやすく、豊富な手札と強力なコンボによって相手を圧倒することができる。
イメージカラーは緑色。
ロイヤル
兵士・忍者・メイドや騎士・指揮官・英雄などがこのクラスに属する。
ロイヤル(シャドウバース)も参照。
固有のフォロワーが「兵士」と「指揮官」の2タイプに分けられているのが特徴。王国の騎士団をイメージした、兵士にも指揮官にも属しないタイプ「レヴィオン」も後に追加された。
1枚で複数のフォロワーを出したり、出したフォロワーを強化する手段が豊富であり、「連携」能力によってその恩恵を受ける事ができるカードも多く存在する。全体的にフォロワー展開力が非常に高く、速攻を狙うことができるほか、「エンハンス」などの能力により、その場次第で柔軟に対応しやすいカードが多数存在している。
イメージカラーは黄色。
ウィッチ
魔法使いや錬金術師、彼らの使役するゴーレムなどの魔法生物などが属するクラス。
ウィッチ(シャドウバース)も参照。
全体的にスペルが強力で、さらにスペルを使えば使うほど、能力が強化されたりコストが下がったりする能力「スペルブースト」を持つカードが存在する。
他にも「土の印」タイプのアミュレットを駆使する「土の秘術」デッキや、クラスカードの一部が持つ「マナリア」タイプなどといった、様々な方向性のテーマが混在する事が多いクラスでもある。
イメージカラーは紺色。
ドラゴン
竜や竜人のほか、竜騎士、竜の乗り手といった竜に関わりのある者が属するクラス。
ドラゴン(シャドウバース)も参照。
自身の最大PPを増加させるカードがあるため、相手よりも早く高コストのカードを展開することができる。
また自身の最大PPが7を超えると「覚醒」状態となる。「覚醒」中は能力が強力になるカードが多数あるため、中盤から一気に強くなれる。他にもバーンと呼ばれる直接ダメージや、出たターンにすぐ攻撃が可能となる「疾走」能力が強力である傾向が多く、小難しいコンボよりも専ら大胆に攻める方向性のクラスとなっている。
イメージカラーは橙色。
ネクロマンサー
死霊術師やゾンビ、骸骨、亡霊などが属するクラス。
ネクロマンサー(シャドウバース)も参照。
カードを使ったり破壊されることで増加する自身の「墓場」を消費して発動できる「ネクロマンス」によって強力になるカードが多い。
「葬送」などの墓場を増やす能力を持つカードや、自身が破壊されることで能力を発揮する「ラストワード」、「リアニメイト」という墓場からフォロワーを呼び出すといったカードが存在するため、自分の墓場を効率的に肥やしていくことが重要なクラスである。
イメージカラーは紫色。
ヴァンパイア
吸血鬼や悪魔、魔獣、それらの眷属などが属するクラス。
ヴァンパイア(シャドウバース)も参照。
自分のリーダーの体力が半分(10)以下になると発動する「復讐」や、自分のターン中にダメージを受けた回数が7回になると発動する「狂乱」など、リーダーの体力を犠牲にすることで強力になるカードが多数存在する。また、「渇望」などの手札に関する能力を持つカードも一部存在する。
自リーダーの体力を削ることで強力な能力を発揮したり、逆にリーダーの体力を回復させるカードも多く、自身の体力管理が重要になるクラスである。
イメージカラーは紅色。
ビショップ
修道士や司祭、聖騎士や神獣が属するクラス。また、教会の暗部を示唆するカードや、邪神、それに仕える邪教徒のようなカードも含まれる。
ビショップ(シャドウバース)も参照。
プレイしたあとに数ターン経過することで発揮される「カウントダウン」アミュレットが多数含まれている。フォロワーをアミュレットとしてプレイできる「結晶」能力を持つカードも、他のクラスと比べて多め。
高めの体力のフォロワーが多く、また自リーダーやフォロワーを回復させる手段が豊富に用意されている。体力を回復することで能力が発動するカードや、リーダーや他のフォロワーを守る壁となる「守護」能力に関するカードも多いため、非常に耐久力に優れ、粘り強く戦うことができる。
イメージカラーは金色。
ネメシス
『時空転生』から新たに登場した、オートマタやアーティファクトなどの無機物・ロストテクノロジーとそれらを操作する者などが属するクラス。中にはそれらに当てはまらない、世界から外れた超越者といったイメージのカードもある。
ネメシス(シャドウバース)も参照。
自身のデッキの残り枚数が偶数のときに「共鳴」状態となる。この状態で能力が発動するカードが存在する他、トークンである事が多い強力な「アーティファクト」カード、0コストのトークン「操り人形」といった、トークンカードを駆使した戦法が特徴かつ得意なクラスである。
イメージカラーは水色。
ナイトメア
TCG版『Shadowverse EVOLVE』及び新作『Shadowverse Worlds Beyond』に登場するクラス。
ネクロマンサーとヴァンパイアの特性を統合させており、モチーフも亡霊や吸血鬼、悪魔といった夜に現れる怪物たちが主となる。
TCG版では自分の墓場に置かれたカードの枚数によって能力が働く「ネクロチャージ」、自ターン中に自分のリーダーの体力をマイナスすることで発動する「真紅」がある。
イメージカラーは真紅。
ニュートラル
ゴブリンなどの典型的なモンスターや、冒険家、天使、神などが属するクラス。
ニュートラル(シャドウバース)も参照。
いわゆる無色のクラスで、どのクラスのデッキにも混ぜることができる。そのためコスト比で見ると各クラスのカードよりも劣っていることがあるが、このクラスでなければ存在しないユニークな能力のカードもあるため、意外と出番は多い。
『バハムート降臨』以降はニュートラルを指定する能力を持つカードも登場しており、特に『ワンダーランド・ドリームズ』は大々的にニュートラルを推していく方針で展開された。『鋼鉄の反逆者』以降は「進化」に関連したカードも増えてきている。
イメージカラーは白色。